❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2020/2/15
択捉島クリリスク(紗那)で、極東地域にのみ適用される2%の優先住宅ローン融資の説明会が開かれた。ロコトフ市長が融資制度の概要を説明し、ズベルバンクの担当者とともに、住民からの質問に答えた。優先ローンは極東地域が対象で、住宅を購入したり新築したりする場合、年2%の利率で最大600万ルーブルを融資する制度で、2019年12月から2024年末までの限定措置。申請者は35歳以上で、頭金はローン額の20%、返済期間は最長20年となっている。都市部では新築物件のみが対象だが、クリル地区では中古住宅の取得も対象になる。質疑応答では、1年前に9%で住宅ローンを組んだ住民から、ローンの借り換えについて質問が出た。市長は、現状では規定がないが、今後借り換えられる可能性がある、などと答えていた。
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