❐北方四島の話題
サハリン・クリル通信2020/1/16
FSBサハリンの国境警備当局は不法な漁獲で日本漁船を国後島に連行した。日本漁船はクリル諸島に近い海域で国境警護局に拘束された。当局の会見で担当者は「ロシアの排他的経済水域で操業している外国漁船の検査を行ったところ、日本漁船「第68翔洋丸」から申告されていない大量の魚介類を発見した。乗組員は漁獲物について説明が出来なかった。彼らはこれらの漁獲物の合法性を確認できる文書を持っていなかった」と語った。当局は国後島ユジノクリリスク(古釜布)の海上ターミナルに連行し、検査を行う。その結果によって処分が決まるが、日本漁船は水生生物の漁獲に画する規制違反による制裁に直面している。
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