択捉島・紗那—内岡遊歩道建設現場 遺跡調査で新石器時代の墓など5,000点出土

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北方四島の話題

 サハリン・クリル通信2019/12/10

今夏、択捉島で行われた最大規模の遺跡発掘調査で、新石器時代の墓をはじめ石斧など5,000点が掘り出され、サハリン州立大学考古学博物館に収蔵された。調査にはサハリン州立大学をはじめモスクワ、サンクトペテルブルクなどから考古学者が参加。3カ月かけて、択捉島のクリリスク(紗那)—キトヴイ(内岡)間の遊歩道建設現場2,500㎡を調査した。発掘を指揮したサハリン州立大学考古学博物館のグリシュチェンコ館長によると、最も神秘的な発見は新石器時代の地層から出た墓だった。石の壁が配置されていたが、ヒトの骨は残っていなかった。また、中世の土器や装飾品も多数出土した。その時代に人々は金属を使用し扱い方も知っていた。

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