❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2019/11/14
クリル諸島社会経済発展プログラムに基づく社会資本の整備に2020年は74億9,200万ループルが割りあてられる。2019年の46億8,500万ルーブルより、28億700万ルーブル増額となる。同プログラムの資金は2021年96億8,700万、2022年99億3,300万ルーブルと増額が見込まれている。2021年予算のほとんどは社会資本の建設に費やされる。内訳は色丹島、国後島、択捉島、パラムシル島の住宅建設に25億4,000万ルーブル。学校、幼稚園、文化施設、地区中央病院、助産センター、外来診療所などの社会施設に19億8,000万ルーブル。国後島ユジノクリリスク(古釜布)–ゴロブニノ(泊)の道路整備(3区間)に8億1,200万ルーブルを充てる。択捉島のクリリスク(紗那)–ブレべスニク(天寧)空港道路に5億5,000万ルーブル、オーリャ湾へのアクセス道路1億200万ルーブル、クリリスク–キトブイ(内岡)間の遊歩道1億500万ルーブル、色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)の舗装工事1億7,200万ルーブル。ユジノクリリスク湾の係留施設整備2,000万ルーブル、択捉島のクリリスク海上ターミナル防波堤整備2,000万ルーブル、電力供給システムに3億6,000万ルーブル、ヤースヌイ空港改修工事に7,500万ルーブル。択捉島レイドヴォ(別飛)の文化の家建設1,500万ルーブル、色丹島クラボザボツコエ(アナマ)のホッケー場建設に550万ルーブルなどとなっている。
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