❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2019/9/10
ビザなし交流の枠組みで日本の中高生や教師からなる代表団が9月7日から10日まで国後島を訪れた。日本代表団を迎えた南クリル行政府のサボチキナ副市長は、日本側がクリル住民に対して実施している医療支援について、「これまでに南クリルとクリル地区から280人以上の住民が根室や中標津、札幌の病院で治療を受けている」と、感謝の意を表明。クリル地区の社会経済開発の状況や健康、教育システムについて説明した。日本の中高生たちはユジノクリリスク(古釜布)中等学校の生徒たちと、歌やゲーム、ジャグリング、バルーンアートなどを通じて交流した。一方、ロシアと日本の教師たちは日ロの教育の現状について円卓会議を開催した。
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