❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2019/8/18
ビザなし交流の枠組みで、日本の14都道府県から64人の市民が国後島で2日間過ごした。8月15日、国後島に到着した一行はユジノクリリスク(古釜布)の文化の家で、南クリル地区のエリザベータ・アンドレ―ヴァ第一副市長の歓迎を受けた。訪問団には、団長を務める大野久芳・黒部市長をはじめ富山県からの18人が含まれ、黒部市は昨年、南クリルの住民たちを受け入れている。その時の様子を撮影したビデオを見ながら、旧交を温める場面もあった。交流会では国後島の子供たちが万華鏡づくりを体験。その後、16家族が訪問団を各家庭に招待し、交流した。大野団長は2000年代に国後島を2回訪れているが、その時は砂利道の道路に疲れたというが、今はアスファルト道路に住宅、社会施設と街は様変わりした。すべてのゲストは、ロシア人の温かいもてなしに感謝した。
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