❐北方四島の話題
サハリン・クリル通信2019/8/13
択捉島に大量のカラフトマスが遡上し、クイビシェフカ川(留別川)ではサケがひしめき合い、すでに死に始めている。サハリン地域での定置網漁で漁獲されたカラフトマスの半分が択捉島で漁獲されている。クイビシェフカ川には約3万3,000尾以上のカラフトマスが遡上。川の上流、中流の自然産卵場では、さらに遡上が続けば危険な状況になる。このため遡河魚種の生産を規制するための地域委員会は、遡上をコントロールする網の設置を許可した。同じく択捉島のクリルカ川(紗那川)ではすでに網が設置されている。
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