南クリル行政府が国後島・古釜布墓地の整備事業に着手

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/8/12

南クリル行政府は国後島ユジノクリリスク(古釜布)にある墓地の整備に乗り出す。墓地はソ連時代に開設されたもので、森に囲まれているため、台風による倒木で墓地に被害が出ることもあるという。また、墓地内は区画整理がされておらず、重機を入れることも出来ない。公開された入札情報によると、墓地周辺の木の伐採や重機が入れるような道路整備、フェンスの設置が含まれている。予算は312万ルーブル。作業は9月15日にまでに完了する予定。

※古釜布墓地はロシア人と日本人の墓地が隣り合っている。もともとの日本人墓地は古釜布から近布内へ向かう道路沿いにあったとされるが、日本人墓地に飛行場が建設されることになり、現在のロシア人墓地の隣に移設された。

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