❐北方四島の話題
サハリン・メディア2019/7/30他
ロシア軍東部軍管区はロシアの科学探検隊「イースト・バスチオン–クリル諸島」が7月26日、択捉島のカサトカ湾(単冠湾)に上陸し、作業を開始したと発表した。探検隊はロシア地理学会、科学アカデミー、東部軍管区などが組織し、考古学、植物学、魚類学、鳥類学などの研究者100人が参加している。一行はロシア太平洋艦隊の大型上陸用舟艇オスリヤバで到着し、拠点となるキャンプを設営し、1カ月間調査にあたる。探検隊は、第二次大戦中に日本軍が設営した地下要塞やトンネルなどを調査した。8月下旬から9月中旬にはウルップ島(得撫島)に移動し、植物、火山、地質の調査を実施する。この探検隊には「モジャイスキー」軍事宇宙アカデミーの宇宙航空防衛、ミサイル防衛、軍事地形の専門家が含まれている。
※資料写真
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