国後島自由訪問団、植沖墓地へ 日本で最も過酷…かもしれない、 お墓詣り

第三回自由訪問団に参加し、国後島のラシコマンベツ、植内(ウエンナイ)、植沖に行ってきました。植沖地区の植古丹(ウエンコタン)は母親が生まれた集落で、15歳まで暮らしたふるさとです。訪問団長さん(86歳)さんと母親は幼馴染。案内していただき、植沖地区の墓地があった場所まで行きました。川を渡り、背丈ほどもある雑草が生い茂る斜面を登り、林を抜けると、笹に覆われた平地に出ます。笹の茎に足を取られながら、標柱を探しました。倒れていた標柱を発見してくれたのは、クマ対策のため同行してくれたロシア人ハンターでした。団長以下植古丹関係者で草刈りをし、標柱を立て直して手を合わせてきました。帰りは、落差10m近い急斜面に遭遇し、落ちないよう笹の茎につかまりながら下り、巨大なフキが密集する沢地を突破して無事戻ってくることが出来ました。

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