❐北方四島の話題
サハリン・メディア2019/6/6
サハリン州のリマレンコ知事代行は、サハリンとクリル諸島を結ぶ航路で使用するため、サンクトぺテルブルグの造船所で建造中の2隻の貨客船を視察した。2021年初めに竣工予定の貨客船は北極海航路の救助船クラスの砕氷能力を持つ。流氷の中でも航行可能で、冬季間でも安定した交通アクセスを確保できると期待されている。146人乗りで24個のコンテナを積載。知事代行は「2隻の船は、島の交通の利便性を改善する上で重要なステップ。現在の3倍以上の乗客と貨物を運ぶことができる」と話す。ネフスキー造船所によると、船体を7つに分けて建造中で、予定通り作業が進んでいる。
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