❐サハリンの話題
サハリン・クリル通信2019/6/6
第二次大戦で戦死したソ連と日本兵の遺骨などを発掘している団体「サーチ・エンジン」がサハリン州ポベディーノ村近郊で両国兵士の遺骨をはじめトーチカや墜落した戦闘機の残骸など戦争の遺品多数を発見した。調査はハバロフスクのチームと合同で2週間行われた。遺骨が発見されたのは、同村に近いプレシバヤ山。付近には砲弾や軍靴、弾薬、日本兵のベルト、銀製の歯などが確認された。ソ連兵の遺骨は、8月にポベディーノの記念碑に埋葬される。日本兵の遺骨は今秋にも日本側に引き渡される。サーチ・エンジンは7月にシュムシュ島(占守島)で発掘調査を実施する予定。
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