ウルップ島で環境汚染?! サハリン住民は金銀を採掘するクリルゲオ社に疑いの眼を向けている

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北方四島の話題 

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 サハリン・インフォ2019/6/4

サハリン住民はウルップで金銀の採掘を行っているクリルゲオ社の活動に疑いの眼を向けている。今年春には従業員が廃油を海に投棄した事件が発覚した。現地でビデオを撮影した人は、「春になると重油の水たまりが出来る状態で、油は貯水池に流れ込み地下水と一緒にオホーツク海に流れ出す」と語る。クリルゲオ社は廃油投棄を認めた上で、従業員は処罰され、汚染物は除去されていると説明し、写真を提供した。同社によると、金銀採掘工場からは年間100トンの廃棄物が出るとされ、輸送船を使って島外に運び出しているという。船が航行できない冬期間は金属くずや廃バッテリー、タイヤなどの廃棄物は一時的に貯蔵施設に保管している。また、同社は環境活動に330万ルーブルを費やし、水、土壌、空気、植生、雪などの表面から採取したサンプルの検査結果によると、環境への影響は最小限にとどまっているという。ウルップ島を管轄するクリル地区行政府のロコトフ市長によると、これまでのところクリルゲオ社の活動に関して、島民からの苦情はないという。※同社は2018年に金1.3トン、銀3.8トンを生産した。

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