中国人ツアー客が択捉島観光 日本軍が強制連行した中国人に掘らせたトンネルを見学

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/5/23

中国人観光客6人が択捉島を訪れた。今シーズン、バランスキー火山(指臼山)の最初の訪問者となった外国人観光客は彼らだった。雪解けの山道だったが、全地形型万能車が難なく目的地まで連れて行った。一行は火山の頂上を征服した。2日目は太平洋側のカサトカ湾(単冠湾)を訪れ、予想外の発見をした。第二次大戦中、日本軍が中国人、韓国人を使役して掘らせたトンネルがあり、「病院」と呼ばれた構造物が残っている。未確認の情報では、細菌兵器をつくるための研究施設があったという。中国人観光客は強制連行された同胞のために祈りをささげた。同行した通訳によると、中国人はこの場所にモニュメントを建てるべきだと考えているようだ。中国人観光客は択捉島の自然と海の幸を堪能した。ロシア連邦観光庁によると、中国人観光客のロシアへの関心は年々高まっており、クリル諸島は次の観光ルートになるだろうといわれる。

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