択捉島の子供たち 通勤バスの乗客に手作りケーキをふるまう

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/4/12

1961年4月12日は、当時のソ連が世界初の有人宇宙飛行に成功したことにちなんだ「世界宇宙飛行の日」–。択捉島のクリル・セントラル・クラブの子供たちは、この日に何かをしたいと考えた末に、1つの「善行」を思いついた。手作りのパンやケーキを公共交通機関で配るというもので、4月初めにユジノサハリンスクの若者が始めた。子供たちは文化協会関係者らの協力を得て、早朝からケーキを焼き、クリリスク(紗那)–レイドヴォ(別飛)線のバス停に向かった。思わぬ朝食を振る舞われることになった乗客100人は、心のこもった朝食から1日のエネルギーをもらい、仕事についた。

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