ロシア地理学会支部長抗議 サハリンの日本企業が不正確な地図配布

北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/4/8

ロシア地理学会サハリン支部のポノマリョフ支部長は、日本企業の「ミツイ」(※三井物産)がユジノサハリンスクで、北方四島を日本領土としている地図を配布しているとして、ロシア経済発展省とロシア国家院にアピール文を送付した。この中で、ポノマリョフ支部長はサハリン2プロジェクトに参加している「ミツイ」の駐在事務所従業員が、ここ数年間、クリミヤ半島がウクライナに属し、北方四島が日本の領土になっている不正確な地図を配布していると指摘。数年前にも、ユジノサハリンスクの日本総領事館北方四島を日本領土として描いた地図入りの冊子を配布したことがある。こうした日本の出版物は、ロシア領土の不可侵性、統一性をうたったロシア憲法に反するものだ、などと訴えている。

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 ※国土地理院の「500万分1日本とその周辺」地図より

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