国後島の「幸せの木」イチイ伐採事件 行政府が調査 検査当局に告発も

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/3/25他

国後島のシンボルだったイチイの老木が3月23日に、何者かによって伐採された問題で、国後島を管轄する南クリル行政府は急きょ調査を行うことを決めた。また行政府は今日にも、検察当局に告発する。イチイの木はユジノクリリスク(古釜布)–ゴロブ二ノ(泊)を結ぶ幹線道路の途中のブリヤンスクの森にあった。樹齢は不明だが、国後島の住民たちは願い事がかなうよう木にリボンを結び、「幸せの木」として大切にしてきた。住民たちはイチイの木が道路の再整備に伴う工事の過程で伐採されたと考えている。アンドレ―ヴァ副市長は「国後島の住民にとって象徴的な意味を持った木だった。誰が伐採したのか私も知りたい」とコメントした。

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