サハリンの歴史家サマリン氏が1945年の南樺太・千島上陸作戦に関する写真集出版

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北方四島の話題

 サハリン・インフォ2019/1/24

サハリンの著名な歴史家であるイーゴリ・サマリン氏の写真集「軍の栄光の島」の出版を記念して、サハリンの博物館・記念館「ビクトリー」でプレゼンテーションが行われた。写真集はサマリン氏が、クリル諸島と南サハリン上陸作戦に従軍したソ連兵士が戦った栄光の場所を調査する中で撮影された写真約70枚を収録。中には、占守島の戦いでソ連軍が上陸した海岸、日本軍の要塞や戦車、戦死したソ連兵の墓、さらには得撫島北東端の東雲原に整備された日本軍の飛行場跡やゼリョーヌイ島(志発島)の岩場に造られたトーチカの写真もある。サマリン氏は「この写真集は、『歴史的な風景』と呼ぶことができる。約70枚の写真の最初の1枚は2006年に撮ったもの。私にとってこの写真集の出版は、今後の研究のベクトルとなっている」と話している。

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