❐北方四島の話題
サハリン・インフォ2018/12/20
国後島ユジノクリリスク(古釜布)にある郷土博物館が内装や展示を一新し、リニューアルオープンした。12トンに及ぶ展示機器などは主にマリ・エルとサンクトペテルブルグで制作された。呼び物のジオラマはマリ国立劇場の主任芸術家セルゲイ・タニジンが担当した。自然の展示では、国後島と色丹島の動物や植物の世界、島の地質構造などを紹介、南クリルの先住民であるアイヌ民族が使用していた家具や道具も展示されている。ブタコフ市長代行は「リニューアルの予算はサハリン州政府から資金を得ることが出来ず、地元自治体で捻出したが、結果としてとても価値がある展示になった」と話す。
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