2020-07

ビザなし渡航

『私たちは旧島民に温かい気持ちを持っている。一緒に住んでいたとき、助けてもらったのだから』

1992年ビザなし渡航第1陣(四島在住ロシア人19人)の新聞記事から   1992年4月22日—27日まで、ビザなし交流(北方四島交流)の第1陣として初めて北海道を訪れた四島在住ロシア人19人。当時の新聞記事を読むと、新たな歴史の扉を開く出...
エトセトラ

サハリン 地下から樺太時代の水道管現れる

サハリンのホルムスク地区で戦前の樺太時代の水道管が発見された。ツェントラナヤ通りで行われた水道管敷設工事の過程で見つかった。(サハリン・クリル通信2020/7/31)
北方四島の話題

輸入5187トン、輸出4566トン 国後島の南クリル税関2020上半期実績

サハリン税関が開設されて110年になるが、国後島ユジノクリリスク(古釜布)に出先機関が開設されたのは1993年4月1日。今年で27年になる。当初のスタッフは10人だったが、現在の定数は13人。(現在は欠員1人) 国後税関支署はアンドレイ・ダ...
北方四島の話題

国後島・古釜布 文化会館館長を公募

南クリル地区行政府は国後島ユジノクリリスク(古釜布)にある文化会館の館長を公募している。候補者の要件は専門職教育(経済、文化または教育学)を受けており、ロシアの市民権があり、犯罪歴がなく、専門スキルを有していること。給与は月額28,886ル...
北方四島の話題

色丹島・穴澗 「クリリスキー・ルイバク」が工場の生産能力を増強

色丹島にある水産加工大手の「クリリスキー・ルイバク」クラボザボツコエ工場が生産能力を増強している。最近、魚粉生産のための新たな工場の建設に着手、地元住民と島外からくる季節労働者の雇用を創出する。同工場はハイテク設備を備え、自前の船団を有する...
ビザなし渡航

1992年4月22日 ビザなし交流第1陣の四島ロシア人19人 根室・花咲港に上陸

ビザなし交流(北方四島交流)が始まったのは1992年(平成4年)のことでした。その第一陣となったのは北方四島在住のロシア人19人からなる訪問団でした。今年、29年目のシーズンを迎えるはずだったビザなし交流は、新型コロナウイルスの影響で5月か...
未分類

サハリンの旧気屯で日本兵2人の遺体発見 金歯や認識票も

75年前、サハリン解放のための戦闘が行われたサハリン州のスミルヌイフ(旧気屯)地区で、旧日本軍兵士2人の遺体が見つかった。遺骨収集を行っている「アヴィアポイスク」の調査隊がベルブルード山で発掘した。遺体とともに、「身分証明」と刻まれた認識票...
北方四島の話題

色丹島・穴澗の幼稚園 女性教諭を職務停止、刑事責任追及へ

色丹島の幼稚園の女性教諭が園児に不適切かつ暴力的な行為をしていた問題で、南クリル行政府のブラセンコ市長は女性教諭を職務停止にするとともに、警察当局が刑事事件として捜査に着手したことを明らかにした。女性教諭は園児に朝食を与えなかったり、小部屋...
北方四島の話題

国後島の行楽地クンチャロ沼付近 演習後に軍がゴミを遺棄

国後島の太平洋側にある行楽地アリゲル湖(クンチャロ沼)近くの海岸に軍隊が残したゴミが散乱しているのを地元住民が発見し、SNSに写真を投稿した。ゴミは演習中の兵士に配給される携帯食が入った容器など。投稿者は「またしても軍の仕業。昨年と同じ場所...
北方四島の話題

色丹島・穴澗のギドロ工場 切り身など1日1000トン生産 操業開始から1年

ロシア国内最大規模の加工場として、昨年8月に稼働した色丹島クラボザボツコエ(穴澗)のクリリスキー・ルイバク水産加工場(ギドロストロイグループ)がスケトウダラやマダラの切り身など1日1000トンを超える製品を製造している。オレグ・マズール工場...