2020-08

北方領土ノート

1945年8月18日 ソ連軍、占守島に上陸 165・171高地を奪取

8月18日未明、カムチャツカ防衛区軍とペトロパブロフスク海軍基地からなるソ連軍は占守島北東海岸に上陸したが、計画通りにはいかなかった。ピョートル・シャトフ率いる先遣隊に続き、第1、第2梯団が国端崎と竹田岬の間の5kmの狭いビーチに上陸した。...
北方四島の話題

サハリン–国後12便、択捉11便の増便決定 料金は片道5,950ルーブル

オーロラ航空は、季節的な要因で旅客数が増加しているサハリン--ユジノクリリスク(国後島・古釜布)と同--クリリスク(択捉島・紗那)路線で8月21日から9月14日まで、それぞれ12便、11便増便することを決定した。料金は2路線とも片道5,95...
北方領土ノート

クリル上陸作戦開始 アメリカから貸与された上陸用舟艇など54隻が占守島へ出撃

「50度線からのリポート」--1945年8月17日。この日はソビエト軍にとって重要な出来事があった。カムチャツカのアバチャ湾からクリル諸島上陸部隊が出撃し、サハリンでは第179ライフル連隊が50度線に近い古屯駅一帯(ポペジーノ)を占領した。...
北方四島の話題

択捉、国後 新型コロナで本土からの観光客増加 サハリンとの定期便を増便

択捉島と国後島に多くの観光客が訪れており、島の住民は生活の足である飛行機のチケットがとれないとSNSで知事に訴えた。地元住民によると、サハリンからの定期船と航空便は団体の観光客でいっぱいで、島内のホテルは満室だという。今年は新型コロナウイル...
北方四島の話題

色丹島の1200m滑走路 2024年までに開設 州政府が小型機2機を購入

北クリルのパラムシル島セベロクリリスクを含め、サハリン州では年内に9つの新しい空港・滑走路が開設される。次の段階は色丹島である。「航空網の整備はサハリンとクリル諸島を結ぶ交通アクセスの最も重要な要素の1つ。人々がどの地域にも迅速に快適に行く...
北方四島の話題

択捉島の美食の祭典 子供から大人まで誰もが楽しめるイベントに進化した

択捉島のグルメフェスティバル美食の祭典「オヒョウの日--エトロフの味」は、料理だけでなく音楽、ダンス、スポーツ、子供の遊び場が組み合わされ、誰もが楽しめるイベントに進化した。今年は観光に力を入れるサハリン州政府から200万ルーブルの補助金が...
北方四島の話題

クリル諸島(国後島、択捉島)で戦車の射撃訓練実施

ロシア軍東部軍管区はサハリンとクリル諸島(軍は択捉島と国後島に駐屯)でT-72B3戦車からの高速射撃訓練を実施した。合計100両を超える戦車と20両の装甲車が参加。地上を移動する目標の破壊、大口径機関銃からの空中目標の破壊のほか、さまざまな...
北方四島の話題

択捉観光のハイライト美食の祭典「オヒョウの日–エトロフの味」開かれる

択捉島観光のハイライトである美食の祭典「オヒョウの日--。エトロフの味」が8月15日に、ホワイトサンドビーチ(※多分ビラ海岸)で開催された。サハリン州政府の支援を受けたグルメフェスティバルは今年で3回目。オヒョウは択捉島のシンボルの1つとな...
北方領土ノート

8月15日、天皇はポツダム宣言の受諾の意思を表明 ソ連軍指導部は千島列島への上陸作戦準備を命令

サハリン・クリル通信の「50度線からのリポート」(75年前にサハリンとクリル諸島を日本軍国主義者から解放し、第二次大戦を終わらせた一連の戦いを過去の日時と連動させて紹介するプロジェクト)から--。1945年8月15日、非常に重要な出来事があ...
北方領土ノート

『戦争はとんでもなく憎たらしい』…元島民・河田さんの体験

北海道新聞8月13日付朝刊釧路・根室版に元島民の河田隆志さん(83歳=歯舞群島多楽島出身)の体験が紹介されています。ビザなし交流船「えとぴりか」の出港、帰港時には、いつも旗を持って送迎してくれています。