2020-10

北方四島の話題

国後島の道路工事を担う「ユジノクリリスコエ道路管理」アスファルト工場と2カ所の採掘場を所有

10月の第3日曜日は「道路建設労働者の日」--。南クリル地区の公道の総延長は97.8kmある。ユジノクリリスク(古釜布)に最初に舗装道路が出来たのは2011年、中心部の4.7kmだった。2015年からはユジノクリリスク(古釜布)--ゴロブニ...
北方四島の話題

国後島・古釜布湾 ボランティア100人が海岸を清掃

国後島ユジノクリリスク(古釜布)で、ボランティア100人が「きれいな海岸」キャンペーンに参加し、ユジノクリリスク湾(古釜布湾)の海岸のゴミ拾いを行った。地区住民をはじめ、南クリル行政府職員、文化・スポーツ・教育機関職員などが手袋をはめ、ゴミ...
北方四島の話題

「南クリル」トップ10入りならず 全ロシア・エコツーリズムコンテスト

エコツーリズムの発展に向けて政府系組織「戦略イニシアチブ」(ASI)が実施した全ロシア・エコツーリズム開発コンテストで、トップ10入りが期待されていた観光クラスター構想「南クリル諸島」は落選した。サハリン本島の「ブッセ湖」は4位に入り、州政...
北方領土遺産

択捉島で発見された観音像 流感で死んだ島民の冥福を祈って建立した三十三観音像の1つか? 建立したのは高橋暁道さん(元護国寺住職=別海)

今年7月、択捉島の留別で見つかった観音像について、新たな情報が寄せられた。観音像の願主は、戦前留別にあった曹洞宗・法蔵寺住職の故高橋暁道さんで、大正から昭和にかけて悪性の流感で村人が多数死んだことから、犠牲者の冥福を祈って建立した三十三観音...
北方四島の話題

ロシア検事総長が国後島、色丹島を訪問 過去20年で初めて

ロシア連邦のイーゴリ・クラスノフ検事総長が16日、国後島と色丹島を訪問した。国後島ユジノクリリスク(古釜布)では第二次大戦の英雄を称える記念碑に向かい、南クリル行政府のブラセンコ市長とともに献花した。また、1974年から1979年まで南クリ...
北方四島の話題

択捉島の生後3カ月の赤ちゃん 尿管移植手術成功 イルクーツクの名医が執刀

サハリンの州立小児病院で択捉島の生後3カ月の女の赤ちゃんに対する尿管移植手術が行われ、無事終了した。執刀したのはイルクーツクの著名な小児科医ユーリ・コズロフ教授で、赤ちゃんの母親からの依頼を受け、サハリンを訪れて手術することになった。赤ちゃ...
北方四島の話題

択捉島・指臼山 住民がナナカマドなど50本植樹 「森を救え」キャンペーンで

全ロシア環境キャンペーン「森を救え」の一環で、択捉島の住民がバランスキー火山(指臼山)近くの採石場跡地にナナカマド、カラマツの苗木50本を植樹した。全国キャンペーンは今年8月から開始され、全国で4000万本の苗木を植える計画。択捉島では高校...
北方四島の話題

国後島 運転していた31歳男性死亡 古釜布–泊道路ではみ出し横転

国後島の幹線道路で免許を取り消されていた男性が運転する日産ティーダが路外にはみ出し横転、男性が死亡した。事故があった場所はユジノクリリスク(古釜布)からゴロブニノ(泊)へ向かう幹線道路で、ユジノクリリスクから28kmの地点。北に向かって走行...
北方四島の話題

択捉島・別飛の女性教諭が新型コロナで死亡

新型コロナウイルスに感染し、数日前にサハリンのドリンスクの病院に収容された択捉島レイドヴォ(別飛)の女性教諭が10月14日、死亡した。年齢は60歳以上。レイドヴォの中等学校の教師として働いていたが、数日前、深刻な状態に陥り、ドクターヘリでド...
北方四島の話題

国後島ゴロブニノ村(泊) 開村記念日を祝う1947年10月15日

1947年10月15日、ソビエト連邦最高会議幹部会令によって、ユジノクリリスキー都市管区に5つの村議会が設立された。ゴロブニノ村(泊)もその1つだ。以来、この日は村の誕生日として祝われている。1947年、ヴォルガ地方から移民家族がゴロブニノ...