2020-10

北方四島の話題

新型コロナ感染拡大 サハリンとクリル住民に「ステイホーム」を要請 ロシア保健省

ロシア保健省は、北方四島を含むサハリン地域の住民に、今週末、公共の場所を訪問したり、公共交通機関を利用せず自宅で過ごすよう「ステイホーム」を要請した。10月5日以降、サハリンでCOVID-19(新型コロナウイルス)の症例が急増したため、感染...
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択捉島で暖房シーズンスタート 天寧の学校、幼稚園で暖房オン

択捉島のゴルノエ地区で暖房用の熱供給がスタートし、ブレベスニク(天寧)の中等学校と幼稚園では暖房がオンになった。択捉島では、セントラルヒーティングの熱源への接続は10月15日まで段階的に実施される。島内には十分な液体燃料が供給されている。先...
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乗客のために択捉島のホテルの部屋を確保 オーロラ航空が欠航に備えて728人分

サハリン--択捉島間で定期便を運航しているオーロラ航空は、フライトがキャンセルされた場合に、宿泊施設が必要な乗客にホテルを提供するため、あらかじめ728人分の部屋を確保する。同社の調達サイトによると、シングルの場合1泊5,100ルーブル、ダ...
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択捉島・別飛 新築アパートへの住み替えを認められず、老朽住宅に取り残された人

1週間前、択捉島レイドヴォ(別飛)の老朽化した「緊急住宅」に住んでいた39家族が新築アパートに移住したが、空っぽになるはずの「緊急住宅」に、取り残された家族が複数いることが分かった。古い住宅は年内にも取り壊される予定という。レイドヴォのゼレ...
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択捉島のサケ漁ルポ「船長と乗組員と、巾着の中のシロザケ」

ヤースヌイ水産加工場がある択捉島・内岡の岸壁。朝7時。シロザケを獲っている巻き網漁船「ドラゴン」のヴァシリー・シェフチュク船長は海に出た。クリリスキー・ルイバク社の船団を構成する船の1つだ。同社には3隻のアメリカ製巻き網漁船と23隻の小型船...
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航空チケット買えない! 国後島住民不満 コロナの影響で観光客増加10月17日まで完売

新型コロナウイルスの影響で、国境閉鎖が続いていることから国内で休暇を過ごす観光客が増加し、サハリンと国後島を結ぶ定期航空便のチケットが入手できない国後島住民の中で不満が高まっている。運航会社のオーロラ航空によると、10月17日までのチケット...
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8500~9000年前の住居跡発掘 択捉島で最古、最大の遺跡

択捉島キトヴィ(内岡)の遺跡から8500~9000年前とみられる古代の住居跡が発掘された。これまで択捉島で発見されている遺跡の中で、最も古く、かつ広い遺跡と分かった。発掘はサハリン考古学探険隊(パベル・パシェンツェフ隊長)とサハリン州立大学...
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択捉島がシロザケ漁獲量でサハリン州トップに 孵化事業の取り組みの成果

択捉島の漁業会社がシロザケの漁獲量でサハリン州のトップに立った。現時点で漁獲量は4,161トンで、サハリン本島のマカロフ地区とドリンスク地区を抜いた。サハリン州漁業庁によると、漁獲漁の急増の要因は、地元漁業会社による孵化事業の取り組みによる...
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色丹島・斜古丹で3階建てアパート3棟着工へ 2年後に完成93世帯入居

色丹島のマロクリリスコエ(斜古丹)村に3階建てのアパート3棟が建設される。サハリン州政府が公表した請負業者を決定する入札の情報によると、建設費は6億8,800万ルーブル。クリル諸島社会経済発展プログラムの枠組みで建設されるが、資金はサハリン...
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択捉島で雹が降った

10月6日、択捉島に雹(ひょう)が降った。択捉島を旅行中のサハリン住民が、その様子をスマホのビデオで撮影した。午前11時ころ、ゴルノエ付近の道路を走行中、2度にわたり雹に見舞われた。それぞれ数分間降り続いたという。気温は14度~15度あり暖...