2020-11

北方四島の話題

択捉島の新しい大聖堂建設問題、市長と大司教が会談

11月1日、択捉島などを管轄するクリル地区行政府のロコトフ市長は、島を訪問しているロシア正教ユジノサハリンスク・クリル教区のアクシィ司祭と会談した。この中で、択捉島に新しい大聖堂を建設する問題について話し合いが行われ、市長は建設が可能な区画...
エトセトラ

日本兵のヘルメットなど装備・弾薬多数見つかる サハリンの北緯50度線近く

1945年8月の日本との戦いで激戦が展開されたサハリンのスミルヌイフ地区(気屯)で遺骨などの発掘調査を行っている「アビアポイスク」と「パイオニア・サハリン」は北緯50度線に近い幌見峠で日本兵の装備や弾薬多数を発見した。遺骨は見つかっていない...
北方四島の話題

行政を追及していた検察官が第一副市長に就任 択捉島クリル行政府

択捉島などを管轄するクリル都市管区の第一副市長に、クリル地区の検察官を務めていた43歳のオレグ・シェフツォフ氏が就任した。前の副市長ウラジミール・デグチャレフ氏は、市営企業に移った。近年、クリル地区検察官は行政の怠慢や不作為の是正に積極的だ...
北方四島の話題

色丹島近海で5m超のホオジロザメ捕獲

色丹島近海で体長5mの「ホオジロザメ」が捕獲された。漁師は獰猛なサメの歯の写真をSNSにアップした。「色丹島の近くで獲ったホオジロザメだと思う。体長は約5mある」とコメント。サハリン・クリル通信がサフニロ(SakhNIRO)の専門家に確認し...
北方四島の話題

北方四島沿岸でナマコ85トン 2020年のサハリン州漁獲量

ロシア連邦漁業庁サハリン・クリル地区当局のレポートによると、サハリンとクリル諸島海域での2020年のナマコ漁獲量は85トン超となった。全量が北方四島沿岸で潜水によって漁獲されている。2019年の漁獲量は約77トンだった。今年の漁獲可能量は8...
北方領土遺産

決死の搬出 報われる日は–国後島の登記簿1万筆

北海道新聞<風街だより> (2020/10/25電子版) 釧路地方法務局根室支局の会議室に1枚の遺影がかかっている。穏やかな表情を浮かべ、丸めがねの奥から実直そうな目がのぞく。説明書きにこうある。 <国後島からの決死の登記簿搬出について「私...