2020-12

北方四島の話題

サハリン地域にミサイル旅団創設 ロシア極東海岸はミサイルシステムで完全に防衛される

ロシアのショイグ国防相は極東地域に沿岸ミサイル旅団を創設すると発表した。拠点は明らかになっていないが、軍事専門家によると、サハリン地域をカバーするとみられ、これによりロシアの東海岸は沿岸ミサイルシステムで完全に防御されることになる。旅団には...
北方四島の話題

新しい航空会社「タイガ」のヘリ 国後、色丹、択捉で定期運航

国後島のメンデレーエフ空港会社は12月28日、SNSで「タイガ」と表示されたMi-8ヘリコプターがクリル諸島で定期運航を開始したと発表した。ヘリは国後島--色丹島—国後島のルートで国後島出発は8時50分。国後島、色丹島、択後島の3つの島を同...
北方四島の話題

国後島・古釜布でクロテン救出作戦 街灯のてっぺんで身動きできず、カラスが襲撃

国後島ユジノクリリスク(古釜布)で、街灯に登ったまま降りられなくなり、カラスに襲われていたクロテンの救出作戦が展開された。28日早朝、住民が地上7mの街灯のてっぺんにうずくまる小さなクロテンを目撃。恐怖のためか降りる気配はなく、そのうちカラ...
エトセトラ

暴風雪がセベロクリリスクを襲った 北クリルのパラムシル島

12月28日の夜、暴風雪が北クリルのパラムシル島セベロクリリスクを襲った。朝、いつものように職場に向かった女性は、2メートルの雪の吹きだまりを飛び跳ねながら進んだ。住民は「これが通常のクリルの冬だ。道路は雪で覆われ、視界はゼロで、すべてがい...
北方四島の話題

サハリン州 人口の自然減578人 前年同期の1.7倍 自然増は北方四島の南クリル、クリル地区など3市だけ

サハリン州政府の統計によると、2020年1月から10月末の間に、4,650人が出生したのに対し、死亡者数は5,228人にのぼった。人口の自然減は578人となり、前年同期の330人を248人上回った。出生数が死亡者数を上回ったのは択捉島を管轄...
エトセトラ

小型機の滑走路建設1年遅れ 2021年末に完成予定 北クリル・パラムシル島

サハリン州政府は北クリルのパラムシル島(幌筵島)に小型飛行機の滑走路を建設するための請負業者との契約を2021年9月まで延長した。19人乗りの小型飛行機の離発着が可能な飛行場は今年11月に完成、2021年供用開始の予定だったが、様々な理由に...
エトセトラ

別離から73年 日本人女性がロシア人の友達「ガーリャ」を捜し続けている

日本人の佐藤紀子さんはサハリンに住んでいた子供の頃、一緒に遊んだ「ガーリャ」というロシア人の友達を捜し続けている。(サハリン・インフォ2020/12/28) 紀子さんは王子製紙の工場があった敷香(しすか)で生まれた。(ソ連が樺太を占領した後...
北方四島の話題

国後島・古釜布 18家族に新築アパートの鍵が渡された

国後島ユジノクリリスク(古釜布)のオケアンスカヤ通りに建設されていた集合住宅が完成し、27日に鍵の引き渡し式が行われた。集合住宅は全18戸で、ベッドルームが1~3部屋のタイプ。就任したばかりのパベル・ゴミレフスキー新市長が、入居を待ちわびた...
北方四島の話題

国後、色丹を管轄する南クリル地区の新市長 ゴミレフスキー氏が就任宣誓

12月26日の南クリル地区議会で新しい市長に決定したパベル・ゴミレフスキー氏が27日、ユジノクリリスク(古釜布)の市庁舎で市長就任宣誓を行った。宣誓式には地区議会議員や名誉市民、メディアの代表者らが出席。リマレンコ知事からのお祝いのメッセー...
北方四島の話題

択捉島・紗那が最も安かった!! ロシアの伝統サラダ「オリビエ」の食材価格調査

サハリン地方の住民は新年の準備を進めているが、食卓に欠かせないのが、肉と野菜と香草をマヨネーズで和えたロシアの伝統的なサラダ--オリビエ・サラダだ。州内5つの地域で、オリビエを作るために必要な食材について、価格を調べてみると、クリル地区(択...