2020-12

北方四島の話題

国後島にゴミ焼却施設と分別処理の複合廃棄物ステーション建設 設計業務の入札情報公開

サハリン州の廃棄物管理部門は国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区に焼却処理施設を備えた複合的な廃棄物分別ステーションの設計に関する入札情報を公開した。業務は設計と見積もり、エンジニアリング調査で、予定価格は最大で1,600万ルーブ...
北方領土ノート

「クリル(北方四島)で生まれた人が日本人なら、アラスカで生まれた人は帝政ロシア市民だろ」トルトネフ副首相がジョークで反撃

「私には、これは国際法における新しい立場のように思える。そうであれば、アラスカで生まれた人は帝政ロシアの市民として認識されるべきで、私はその件で外務省と話す準備が出来ている」--。サハリンを訪問しているロシア政府のトルトネフ副首相は、クリル...
北方領土ノート

米「四島生まれは日本出身」ロシア「報復主義」と批判 択捉島の市長「申請者は1人もいない」

ロシア外務省は6日、実効支配する北方領土で生まれた人が米国永住権(グリーンカード)を申請する際、米政府が数十年前から出身国を日本として扱っていたことについて「米国務省は第2次世界大戦の結果に疑問を投げかけ、報復主義を広めようとしている」と批...
北方四島の話題

サハリン活ウニ漁業 存亡の機に直面

サハリン州の活ウニ漁業が存亡の機に直面している。サハリン漁業者協会会長コズロフによると、ロシアFSB国境警備局が改正された規則の運用により、これまでのウニ漁業のあり方を違法と見なしていること、また、ロシア政府が水産物の輸出手続きの改正を行い...
北方四島の話題

ロシアの政治学者がクリル諸島を巡る恐ろしいシナリオを明かした

「米国は戦略的に重要と考えているクリル諸島に軍事基地を置きたいがために、日本に対して可能な限りの支援を提供している」--ロシアの政治学者で太平洋国立大学のイルダス・ヤスリン教授は、少し前に、クリル諸島の歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島で生ま...
エトセトラ

サハリンに300回分のワクチン「スプートニクV」到着、医療従事者から接種開始

新型コロナウイルスのワクチン「スプートニクV」300回分がモスクワから空路サハリン州に到着し、12月7日早朝から接種が始まった。リマレンコ知事は「最初に接種するのは医療の最前線でウイルスと戦う医療従事者だ。今後数カ月で多くの住民が受けられる...
北方領土遺産

歌われなかった、もうひとつの「兄弟船」 『 はるか国後…島におやじもヨー 帰りたいだろうな』 

鳥羽一郎のデビュー曲にして代表曲でもある「兄弟船」には、歌われなかった、もうひとつの「兄弟船」があります。漁師の兄弟が、帰りたくても帰れない北方領土・国後島へのおやじの思いを綴った歌詞です。北海道新聞のコラム「朝の食卓」に「兄弟船」の秘話を...
北方四島の話題

北方四島などクリル諸島の開発に65億ルーブル 2021年のサハリン州予算

サハリン州議会の経済開発委員会でクリル諸島社会経済発展プログラムの財源問題について議論が交わされた。イーゴリ・オシペンコ議員は国家プロジェクトであるにもかかわらず、サハリン州が多くの資金を負担していることにかみついた。「いつ連邦予算から資金...
エトセトラ

サハリン州で新型コロナのワクチン接種開始 12月7日から

新型コロナウイルスのワクチン接種が12月7日からサハリン州で始まる。州政府は新型コロナに感染したことがなく、抗体を持っていない住民が対象で、まず軍隊、教育者、医師、そして60歳以上の人々に投与されると発表した。記者会見したウラジミール・ユシ...
北方四島の話題

択捉島リゾートなど観光開発に150億ルーブルの投資を呼びかけ サハリン州知事がモスクワで

サハリン州のリマレンコ知事は、観光プロジェクトへの投資家のため、ロシア連邦観光庁などの支援を受けてモスクワで開催されたサハリン州によるプレゼンテーションで、択捉島リゾート開発を含むサハリンとクリル諸島の観光開発に150億ルーブルの投資を呼び...