2021-02

北方四島の話題

「美しい海とシコタン島の虜になった」–ヴャチェスラフ・モロス

ヴャチェスラフ・ニコライヴィッチ・モロスは1961年にベラルーシで生まれた。1985年に徴兵によりシコタンの海軍旅団に入隊。島に恋をして、除隊後も残った。「私は時々、両親や親戚の墓があるベラルーシに行くが、いつもシコタンに戻ってくる」という...
北方四島の話題

5年で2,500人増加 色丹島、国後島、択捉島、パラムシル島の人口

サハリン州議会で、2016年以降、色丹島、国後島、択捉島、パラムシル島(幌筵島)の人口が2,500人も増加していることが話題になった。サハリン州地域経済発展省は社会資本整備、住宅の建設、交通アクセスの改善がダイナミックな成長を促していると説...
北方四島の話題

択捉島・天寧飛行場 ロシア軍輸送機が左側車輪損傷で「胴体着陸」

モスクワ時間の2月9日午前3時35分、ロシア軍の輸送機An-12が択捉島のペトレル空港(天寧飛行場)に着陸する際に、左側の車輪が飛行場の欄干に接触し、機首と着陸装置が損壊する事故があった。輸送機は着陸し、乗員に負傷者はいなかった。ロシア軍東...
北方四島の話題

2020年の訪問者30%増加 コロナ禍でも島外から1,000人超 国後島のクリル自然保護区

国後島のクリル自然保護区は2月10日の創設記念日に合わせて、2020年の活動結果をまとめた。新型コロナウイルスの感染拡大にもかかわらず、保護区内の観光ルートを訪れた人は1,740人と、前年の1,325人から大幅に増加した。訪問者のうち1,0...
エトセトラ

サハリン西海岸のネべリスク港で日本製の釣り船が座礁、タグボートが救出活動

サハリン西海岸のネべリスク(旧・先斗町)の港で日本製の船が座礁した。現在、2隻のタグボートが浅瀬から沖へ引き出と作業を試みている。座礁したのは9日昼頃とみられるが、この船の乗組員やそこで何をしていたのかはわかっていない。サハリン州当局による...
北方四島の話題

国後島・古釜布に集合住宅(30戸)建設 2億1,900万ルーブル 2022年5月完成

サハリン州政府のクリル諸島発展計画推進局は国後島ユジノクリリスク(古釜布)に建設する集合住宅の入札情報を公開した。最大価格は2億1,900万ルーブル。集合住宅は2階建てで、総床面積は3,094㎡。2022年5月完成予定。2ベッドルーム18室...
北方四島の話題

択捉島の公営企業を燃料代1,700万ルーブル未払いで提訴 サハリン検察庁

サハリン地方検察庁は、択捉島の公営企業「ジルコムサービス」が業者から納入された燃料の代金1,700万ルーブルを支払っていなかったとして、行政犯罪事件として訴訟を提起した。これを受けてジルコムサービス側はすぐに債務の支払いを行った。州および地...
エトセトラ

住民は玄関から出入りするため雪のトンネルを掘った 北クリル・パラムシル島セベロクリリスク

北クリルのパラムシル島セベロクリリスクでは、吹雪が続いたせいで積雪が人の背丈を越え、住民は雪のトンネルを通らなければ家の出入りが出来ない状態だ。数週間、断続的に吹雪きが続き、特に2月3日は携帯電話の電波塔が倒壊するほど猛烈だった。セベロクリ...
エトセトラ

サハリンの日本映画祭に2025人が参加

2月5日から7日まで、サハリンのユジノサハリンスクで「日本映画祭」が開催され、パンデミックの中、2025人が日本映画を楽しんだ。サハリンで最も権威がある映画祭で、日本総領事館などが主催し、今年19回目となる。オープニングは白石和彌監督作品「...
北方四島の話題

色丹島で震度3の地震 震源は無人島・多楽島の沖合

2月9日午前9時35分(東京時間同7時35分)、色丹島の2つの村で最大震度3の弱い地震を感じた。震源地は色丹島と無人島のポロンスキー島(多楽島)の間、震源の深さは86kmだった。この地震で国後島ユジノクリリスク(古釜布)、オトラダ(近布内)...