2021-03

エトセトラ

トドが岸壁でのんびり日向ぼっこ 北クリルのセベロクリリスク港で

海から岸壁に上陸し、漁網の上に座り込んで日光浴をしているトド。大あくびをしたかと思うと、背中がかゆいのか巨大なヒレで盛んに掻いていた。北クリル・パラムシル島のセベロクリリスク港での長閑な一コマ。(サハリン・クリル通信2021/3/28)
北方四島の話題

国後島・古釜布 郷土博物館で1950年代からの文化活動を振り返る写真展開催

文化労働者の日に合わせて、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル郷土博物館で、1950年代から現在までの国後島と色丹島における文化活動の歴史を振り返る写真展が開催されている。色丹島の最初の文化会館は1954年に捕鯨工場跡に開設された。当...
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サハリン—札幌便再開に向けて協議が行われている

サハリン州の運輸当局者は、サハリンと東京、札幌を結ぶ航空便の再開に向けて協議が行われていると示唆した。また、別の関係者も「サハリンから日本へのフライトの再開について話し合っている」と明らかにした。オーロラ航空が運航する。先に、ロシア政府のゴ...
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パラムシル島 唸り声を上げて漁船員に魚を要求するトド

北クリルのパラムシル島(幌筵島)セベロクリリスクの港では、レッドデータブックに登録されている腹をすかせたトドが、水揚げに戻ってくる漁船を待っている。岸壁と漁船の間にするりと入り込み、唸り声をあげて水揚げ中の魚を要求してくる。一方、船尾ではラ...
北方四島の話題

国後、色丹で「文化労働者の日」祝う 文化会館など14施設95人が働く

国後島と色丹島では文化労働者の日を祝って式典が開催された。2つの島には文化・レジャー施設6、図書館5、博物館1、子供芸術学校2の合わせて14の文化施設があり、95人の正規職員が働いている。国後島ユジノクリリスク(古釜布)の文化会館で行われた...
北方四島の話題

メンデレーエフ空港 濃霧のためサハリン–国後島便が欠航

3月26日の国後島は濃い霧に覆われたため、オーロラ航空のサハリン--ユジノクリリスク(古釜布)便と、色丹島を結ぶヘリコプター便がキャンセルされた。サハリン--ユジノクリリスク便は27日15時に変更された。オーロラ航空は「地理的な条件から、こ...
北方四島の話題

サハリン州、石油・ガスの低迷で600億ルーブル失う 予算歳入に大穴、公共事業先送りも

「新型コロナウイルスの影響で石油・ガス市場が低迷、サハリン州は600億ルーブルという過去に例がない記録的な収入を失った」--リマレンコ知事は州予算の歳入確保に困難が生じている状況について語った。(※2020年当初予算は1,626億ルーブル)...
北方四島の話題

「クリル諸島のS-300V4、サハリンのS-400で極東は万全」ショイグ国防相、北朝鮮ミサイル発射で

ロシアのショイグ国防相は、北朝鮮によるミサイル発射に関連して、「2020年12月1日から、クリル諸島では長射程地対空ミサイルシステムS-300V4、サハリン島には地対空ミサイルシステムS-400が戦闘任務に就いた。チュコトカにはミグ-31B...
北方四島の話題

国後島到着時に「ようこそ日本へ」のSMSメッセージ 領土割譲を禁じた刑法に違反するか サハリン地方検察庁がモスクワ当局に判断求めた

国後島のメンデレーエフ空港に到着した際に、ロシアの携帯電話事業者から「ようこそ日本へ」というSMSメッセージが届くことについて、サハリンの住民から訴えを受けたサハリン地方検察庁はモスクワ地区の検察当局に、領土の割譲につながる行為を禁じた法律...
北方四島の話題

ロシア極東の漁業苦境に 中国の新型コロナ水際対策で輸出先失う

ロシア極東の主要産業の一つ、漁業が苦境に陥っている。輸出の6割を占める中国が新型コロナウイルスの水際対策を理由に昨年から水産物の輸入規制を厳格化し、輸出先を失った。中国側の規制緩和は見通せず、業界は対応に頭を悩ませる。オホーツク海や日本海で...