2021-04

北方四島の話題

国後島ゴロブニン湾の砂浜 埋立地からゴミが飛散 かつては住民憩いの場

国後島のゴミ埋立地から飛んできたゴミが太平洋側のゴロブニン湾(※近布内付近)の砂浜に散乱している。地元住民のアンドレイ・セヴァルネフさんは「ソビエト時代には、ここにはあずまややベンチがあり、住民の憩いの場だった」と回想する。今では、反対側に...
北方四島の話題

「レーニンを択捉島に埋葬しよう」 ユジノサハリンスク市議が提案

「100年間も埋葬されていないレーニンの遺体を択捉島に埋葬しよう」--ユジノサハリンスク市議会のアレクサンドル・アニストラトフ議員はSNSで訴えた。世界のプロレタリアートのリーダーの誕生日を祝い、州都の共産党員が州都の広場にある記念碑に花を...
北方四島の話題

択捉島 野菜、生鮮食品格安で 水産会社コンチネントが商店開店

北方領土・択捉島の中心地、紗那(クリーリスク)に、格安商店「農家の生産物」がオープンした。島を管轄するクリール地区行政府が運営費を助成する「社会的な店」に認定され、食品や日用品などを安く販売し、島民から人気を集めている。(北海道新聞2021...
北方四島の話題

択捉島 散布山を背景にマッコウクジラ撮影

択捉島のオホーツク海側で、地元の漁師がマッコウクジラを見つけた。散布山を背景に、海面から大きな背中を見せ、潮を吹き上げ、そして最後に尻尾を振った。(サハリン・クリル通信2021/4/21)
北方四島の話題

サハリン—北方四島航路、第2のフェリーが間もなく引き渡し

北方四島航路に就航するためサンクトペテルブルクで建造されている貨客船「パべル・レオーノフ」号は、海上公試を無事終了し、近くサハリンに向けて出発する。海上公試では56人の専門家がシステムやメカニズムをテストし、すべて問題なかった。数日中にサハ...
北方四島の話題

択捉島のギドロストロイ社長、資産6億ドル 2021年1-3月で5,000万ドル増やす

ギドロストロイ社長で億万長者のアレクサンドル・ヴェルホフスキー氏は2021年の最初の3か月で資産を5,000万ドル増やした。資産総額は6億ドルと推定される。2019年の資産は8億ドルと見られていたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、資...
北方四島の話題

国後島・古釜布 悪臭放つ水産廃棄物を回収、海岸はきれいになった

水産廃棄物が捨てられ、悪臭が漂っていた国後島ユジノクリリスク(古釜布)港内の海岸がきれいに清掃された。4番と5番の桟橋の間の海岸に、加工場で処理された魚の残渣が捨てられ悪臭を放ち、住民から苦情が寄せられていた。南クリル地区のゴミレフスキー市...
ビザなし渡航

ビザなし渡航船「えとぴりか」に感染対策

北方領土問題対策協会(北対協、東京)は20日、北方領土ビザなし渡航で使用するチャーター船「えとぴりか」(1,124トン、定員81人)について、新型コロナウイルス対策の改修工事が完了したと発表した。改修により、これまで1床だった病室のベッドを...
北方四島の話題

国後島に30カ所のサーフ・スポットを確認 6人のプロサーファーらが適地調査

ロシア・サーフィン連盟とセルゲイ・ミソフスキーなど著名な6人のプロサーファーによるサーフ・スポット調査が国後島、色丹島で行われた。その結果、国後島は一年中いつでもサーフィンをするのに理想的な場所であることが分かった。海岸には合計30カ所のサ...
北方四島の話題

国後島・古釜布 悪臭放つ魚の残渣を回収 地元の水産加工会社

国後島ユジノクリリスカヤ湾(古釜布)に魚の残渣が投棄され悪臭を放っている問題で、4月20日夜、重機とトラックが出て回収作業が行われた。南クリル地区のゴミレフスキー市長によると、国後島で操業している複数の水産加工会社が協力して作業を行った。問...