2021-04

北方四島の話題

国後島・古釜布 公営企業「ユニバーサル」が従業員48人を解雇

国後島ユジノクリリスク(古釜布)で上下水道と暖房システムを提供する公営企業「ユニバーサル」は事業の移管に伴い、従業員48人の解雇を決定した。南クリル検察当局は解雇に際して、労働組合の意見が考慮されなかったことなど、手続きに違反行為があったと...
北方四島の話題

国後島・古釜布郊外 捨てられたクジラの死骸がクマを引き寄せた

4月18日午後、国後島ユジノクリリスク(古釜布)の市街地から3kmの郊外に捨てられていたクジラの死骸にクマとカラスの群れが集まってきた。9日に砂浜に打ち上げられたクジラは、何者かによって肉を切り取られたうえ、砂浜から市街地近郊に捨てられてい...
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北方四島内の「国境地帯」通過パス FSBが新たな手順を設定 7月5日から発効

ロシアFSB(連邦保安局)国境局のサハリン当局は、北方四島の中に設定されている「国境地帯」への立ち入り許可申請に関する手続き、手順の変更を通知した。7月5日に発効する。南クリル地区(国後島、色丹島、歯舞群島)内に設定されている国境地帯は、ユ...
北方領土ノート

この1年で元島民111人が他界した

釧路新聞「諸感雑感」(2021年4月9日掲載) 歯舞群島・多楽島出身の元島民、東狐貢さんが今年2月に亡くなった。90歳だった。東狐さんに初めて会ったのは十数年前のこと。千島連盟根室支部の懇親会で、東狐さんは継ぎはぎの綿入れのような着物で登場...
北方四島の話題

北方四島航路の新造船「「ネベルスキー提督」号が台湾海峡通過、間もなくサハリン到着

北方四島航路に就航する新造船「ネベルスキー提督」号は台湾海峡を通過し、間もなくサハリンに到着する。サンクトペテルブルクの造船所で建造された「提督」号は、幸運にもスエズ運河の渋滞が始まる数日前に通過し、航海を続けている。サハリン(コルサコフ)...
北方四島の話題

国後島・古釜布 港内に捨てられた大量の水産廃棄物が悪臭を放つ

国後島ユジノクリリスク(古釜布)港内で、加工処理された後に残った魚の内臓などが海に廃棄され、悪臭を放っている。映像をSNSに投稿した人は「生態学的災害だ。私たちはこの状況と戦わなければならない」と書き込んだ。映像によると、魚の骨や皮、内臓の...
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6月から制限解除へ 択捉島は665人がワクチン2回接種完了 

新型コロナウイルスのワクチン接種が進む択捉島では、クリリスク(紗那)の地区中央病院だけでなく、医師が企業などを訪問して接種を行う取り組みを始めている。以前は移動が制限された人々だけに行っていたが、取り組みを拡大する。雇用主が地区中央病院に電...
北方四島の話題

国後島 行方不明の釣り人の捜索を再開

サハリン州の緊急事態省は、4月11日に国後島ストルブチャティ岬(材木岩)で釣りをしていて海に流された44歳の男性の捜索を再開した。捜索は天候の悪化により4月13日に中断された。緊急事態省は16日、ペルヴキン湾からスピリドノフ岬までの海岸線を...
北方四島の話題

新造船「パベル・レオーノフ」号が最終試験航海 5月から四島航路に就航

サンクトペテルブルクのネフスキー造船所によると、サハリン—北方四島航路に就航する予定の貨客船「パベル・レオーノフ」号はラドガ湖での海上公試を開始した。「テストは1週間続く。引き渡しチームは船の乗組員と協力し、すべてのシステムとメカニズムのチ...
北方四島の話題

国後島・古釜布で観光会議 羅臼山の噴気孔への遊歩道整備など決める

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル地区行政府で16日、国後島と色丹島の観光振興を話し合う会議が開かれた。ゴミレフスキー市長、サボチキナ副市長をはじめクリル自然保護区、ホテルや交通機関の代表者や起業家らが出席した。この中で、昨年202...