2021-04

北方四島の話題

国後島、色丹島 2020年出荷額51億2,730万ルーブル

南クリル都市管区(国後島、色丹島、歯舞群島を管轄)の2020年地域経済報告をまとめた。それによると、中堅・大企業の経済活動による製品、サービスの出荷額51億2,730万ルーブルだった。これはサハリン州全体の出荷額の0.6%にあたる。水産業で...
北方四島の話題

択捉島 40フィートコンテナを盗んだ40歳の男を逮捕

択捉島クリリスク(紗那)のロシア内務省捜査当局は、40フィートコンテナを盗んだ40歳の男を逮捕した。調べによると、男は3月23日、石炭倉庫近くの空き地でコンテナを見つけ、持ち去ろうとしたが、その時は従業員にとがめられて諦めた。しかし、1カ月...
北方四島の話題

国後島、色丹島 道路の維持管理業務3年間2,000万ルーブルで入札実施

南クリル行政府は2021年--2023年までの道路維持管理業務に関する入札情報を公開した。それによると、総額は2,030万ルーブルで、請負業者は国後島と色丹島の道路や歩道の清掃や愛府あるとの部分補修、道路のマーキングなどを行う。2021年は...
ビザなし渡航

四島ビザなし渡航、見通し示せず 河野担当相「例年並みにいかない」

河野太郎沖縄北方担当相は13日の記者会見で、例年5月に始まる北方領土へのビザなし渡航について「コロナ禍で例年並みにはいかない」と述べ、開始がずれ込むことを明言した。ロシア側との協議状況や、実施時期の見通しも示さなかった。(北海道新聞2021...
北方領土遺産

サハリン—北方四島定期船をクルーズ船として活用する州政府の企画に地元から疑問の声

4月~5月にサハリン—北方四島の定期航路に就航する「ネベルスキー提督」号と「パベル・レオ―ノフ」号をクルーズ船と位置づけ、観光客も乗船させるサハリン州政府観光省の企画に、地元住民は首をかしげている。エコツーリズムのスペシャリスト、オクサナ・...
北方領土遺産

「クナシリ・マスタング」12頭が古釜布の舗装道路を駆け抜けた

「クナシリ・マスタングが疾走した!!」--テレグラムチャンネル「南クリル諸島の観光とエスカーション」にビデオを投稿した作者はコメントした。国後島ユジノクリリスク(古釜布)市内で13日、12頭の馬が舗装道路を駆け抜けた。馬たちは車に怯えること...
北方四島の話題

ロシアのサーファーは国後島で東京オリンピックの準備中

東京オリンピックを前に、サーフィンのロシア代表チームが国後島で合宿を行っている。国後島を選んだ理由の1つは新型コロナの影響。選手は現在、海外に行くことが出来ない。第2の理由は波。国後島はハワイの波と比べて劣っていない。練習はゴロブニン湾(※...
北方四島の話題

択捉島で教育システム改善に向けたサハリン州主催の検討会議開催

択捉島クリリスク(紗那)で、サハリン州政府教育省主催の「クリル地区の教育システム開発戦略会議が開催された。州教育省のスヴェトラーナ・ミロワ副大臣やクリル地区の教師など教育関係者が出席。この中で、クリル地区の教師の平均年齢が49歳と高くなって...
北方四島の話題

2020年 国後島、色丹島の犯罪発生件数113件、検挙率86.7% 交通違反は2,213件

国後島と色丹島の犯罪状況について、南クリル地区行政府が地区議会に報告した。それによると、2020年の犯罪件数は113件で、そのうち93件が解決。検挙率は86.7%だった。前年の2019年は発生件数100件、検挙件数98件だった。一方、交通違...
北方四島の話題

ガガーリンが宇宙へ行った60年前の今日 択捉島の新聞「赤い灯台」は住民の歓喜を伝えた

60年前の4月12日。新聞やラジオは、ソ連の宇宙飛行士ガガーリンによる人類史上初の有人飛行について報告した。1961年4月14日付けの択捉島の新聞「赤い灯台」第45号のトップ記事は「こんな偉業は人類の歴史になかった!」という見出しがおどり、...