北方四島の話題 国後島・古釜布 加工処理した魚の残滓を海に投棄した水産加工場に行政訴訟を提起 今年4月、国後島ユジノクリリスカヤ湾(古釜布湾)で、大量の魚の残滓が海岸に捨てられ、その腐敗臭が地域住民に深刻な問題を引き起こした。サハリン州環境省の調査で、残滓を捨てたのは国後島で操業する水産加工場「南クリル・ルイブ・コンビナート」だった... 2021.05.22 北方四島の話題
北方四島の話題 ユーリ・トマソン シコタンに生きて57年 南クリル地区の創設75周年に向けて、国後島と色丹島に長く住んでいる人々を紹介するシリーズ。今回は1964年に色丹島にやって来たユーリ・イオシフォビッチ・トマソンです。彼は、国後島と色丹島の両方の島でよく知られている存在だ。※ビザなし交流にも... 2021.05.22 北方四島の話題
エトセトラ パラムシル島の海岸に2匹の子供アザラシ漂着 住民らが救助 北クリルのパラムシル島セベロクリリスクで5月20日、2匹の子供のアザラシが別々の海岸に打ち上げられているのが見つかった。第2クリル海峡の海岸で発見されたアザラシは、地元住民が見守る中、自力で這って海に戻った。2匹目はアライド水産加工場近くで... 2021.05.22 エトセトラ
北方四島の話題 新造フェリーがテスト航海で北方四島へ出発する 6月から北方四島航路に就航する予定の新造フェリー「ネベルスコイ提督」号は5月22日から就航前のテスト航海に出発する。ルートはコルサコフ—国後島—色丹島—択捉島を回り、25日にコルサコフに戻る。サハリン州の運輸道路事業省のヴァレリー・スピチェ... 2021.05.22 北方四島の話題
北方四島の話題 2021年は10の調査研究チームが来島 クリル自然保護区 日本の専門家は未定 国後島のクリル自然保護区によると、2021年に少なくとも10の調査研究チーム(総数50人)が南クリル地区を訪れる。最初の調査チームはモスクワ国立大学の海洋哺乳類の専門たち。5月2日から6月上旬の予定でシャチの調査を行っている。6月にはベラル... 2021.05.21 北方四島の話題
エトセトラ 樺太時代の日本の生活用具など数百点展示 サハリンの個人収集家、夢は私設博物館開設 サハリン在住の収集家ミハイル・シェルコフツォフさんがユジノサハリンスクの子供芸術学校で、戦前の日本統治時代に使われた生活用具の個人コレクションを紹介する展示会を開催している。展示されたのは仏壇やストーブ、食器など数百点。収集のきっかけは子供... 2021.05.21 エトセトラ
北方四島の話題 サハリン–国後島、択捉島線の予約件数が急増 2019年の3~5倍に ITベンチャー企業で国内外の飛行機や鉄道、ホテルのオンライン予約プラットフォームを運営しているtutu.ruが2019年と比較して需要が急増している国内線を調査したところ、サハリン--クリリスク(択捉島・紗那)線の予約件数が5倍(※astv... 2021.05.21 北方四島の話題
エトセトラ サハリンと千島列島で撮影した3作品 ロシアの写真コンテスト最終選考に残る 写真コンクール「最も美しい国」の風景部門で最終選考に残った10作品のうち、3作品がサハリン州で撮影された作品が占めた。世界18カ国から6万5,000点以上の作品が寄せられた。サハリン南部のアニヴァ灯台、クリル諸島(千島列島)のヤンキチャ島、... 2021.05.20 エトセトラ
北方四島の話題 色丹島・穴澗湾 カニ漁師がブルー・クラブを見つけた 色丹島のクラボザボツカヤ湾(穴澗湾)で、漁師がいつも獲っているカニの中に、珍しいブルー・クラブ(アオガニ)が混じっているのを見つけた。「私の父は1982年から色丹島に住んでいるが、こんなの初めて見た」と色丹の女性は話した。漁師はブルー・クラ... 2021.05.20 北方四島の話題
北方領土ノート 領土返還訴えるラッピングバス運行 千島連盟別海支部 千島歯舞諸島居住者連盟別海町支部(臼田誠治支部長)は町有バスの車体に返還運動を啓発する帯を付けたラッピングバスの運行を始めた。根室管内の支部ではラッピングバスの実施は初という。支部のメンバーはバスが返還運動の広告塔として多くの目に触れること... 2021.05.20 北方領土ノート