2021-05

エトセトラ

コルサコフに残る旧北海道拓殖銀行大泊支店 住民が知事に修復を訴えた

サハリン州のリマレンコ知事とコルサコフ住民との対話集会で、住民から旧北海道拓殖銀行大泊支店の修復保全について意見が出た。発言した女性は「多くの街の住民が愛着を持っている建物が倒壊したら、それは許されないことだ」と迫った。知事は、同席していた...
北方領土遺産

道内に残るトーチカ群 「戦争遺跡」利活用へ議論を

第2次世界大戦末期、旧日本陸軍が米軍の上陸に備えて造ったコンクリート製の防御陣地「トーチカ」。本土最東端の根室市ではこれまで15基が確認され、今も13基が現存する。戦争の歴史を伝える貴重な遺跡と言えるが、風化や工事で少しずつ姿を消している。...
北方四島の話題

択捉島 ロコトフ市長の収入776万ルーブル 2020年資産状況報告

択捉島などを管轄するクリル地区のロコトフ市長の2020年の収入は776万ルーブルだった。公開された資産状況によると、市長の収入は前年より100万ループ増加。トヨタランドクルーザーを所有し、妻と2人の名義で964㎡の土地とアパート(83.5㎡...
北方四島の話題

国後島の天然記念物 産業活動を制限する緩衝地帯2000ヘクタールを新設

サハリン州は、国後島の貴重な天然記念物を保護するために隣接エリアに産業活動などを制限するセキュリティゾーン2000ヘクタールを新たに設定した。天然記念物「メンデレーエフ火山」「ラグーンオゼルニー森林遺産」「クナシル低木遺産」の3カ所で、セキ...
北方四島の話題

北方四島航路2番目のフェリー「パベル・レオ―ノフ」号、引き渡し

サハリン—北方四島間のアクセス向上のため、サンクトペテルブルクの造船所で建造されていた新造フェリー「パベル・レオ―ノフ」号が14日、発注者の国営企業サハリンリーシングフロートに引き渡された。この後「パベル・レオ―ノフ」号は北極海航路を通って...
北方四島の話題

択捉島の新型コロナ感染者数は累計で149人 ワクチン接種率は18%強

択捉島の新聞「赤い灯台」のインスタグラムによると、ロシア製ワクチン(スプートニクⅤ)の接種率は5月10日現在で人口の18%強で、949人が2回の接種を完了した。クリル地区中央病院によると、1年前に新型コロナウイルスのパンデミックが始まって以...
エトセトラ

8月7日を日露戦争の犠牲者を悼む記念日に 行政、議会、教会、市民が円卓会議

サハリンにおける日露戦争(1904-1905年)の犠牲者を悼む記念日を制定するため、行政や議会、ロシア正教会関係者、一般市民が参加した円卓会議が開かれた。ロシア捜索運動のヴィクトル・ヤンコフ代表は、日本軍がサハリンに侵攻を開始した7月7日を...
北方四島の話題

色丹島沖 体長2mのアメリカオオアカイカを獲ったぞー

漁師たちが色丹島沖で巨大なイカを漁獲した。漁船ウラジミール・バビッチの乗組員の1人がSNSに画像を投稿した。「漁船で作業していると、様々な海の生き物が網にかかってくる。美しいもの、サイズが大きいものなどいろいろだ。しかし、この巨大なイカを自...
北方四島の話題

色丹島と歯舞群島の自然保護区「小クリル諸島」開設から38周年

5月13日、自然保護区「小クリル諸島」が指定から38周年を迎えた。保護エリアは、「小クリル諸島」で最大の色丹島の一部を含み、ポロンスキー(多楽島)、ゼリョーヌイ(志発島)、ユーリ(勇留島)、タンフィリエフ(水晶島)、アヌーチナ(秋勇留島)、...
北方四島の話題

択捉島、国後島で2021国際軍事技術フォーラム ロシア軍が今年8月に開催

ロシア軍東部軍管区は今年8月、国際軍事技術フォーラム「アーミー2021」をユジノサハリンスクと択捉島クリリスク(紗那)、国後島ユジノクリリスク(古釜布)で開催すると発表した。会場では人工知能を用いた最新の兵器が展示されるほか、文化・スポーツ...