2021-06

北方四島の話題

色丹島の斜古丹–穴澗道路 オートバイがトラックに衝突、運転者が死亡

6月25日午後3時30分ごろ、色丹島のマロクリリスコエ(斜古丹)とクラボザボツコエ(穴澗)を結ぶ幹線道路で、オートバイを運転していた45歳の男性が、対向してきたいすゞのトラックと衝突した。オートバイの運転手は現場で死亡が確認された。(サハリ...
北方四島の話題

クリル発展計画 前期5年間で477億ルーブル(731億円)投下

北方四島などの開発を進める国家計画「クリル諸島社会経済発展プログラム」(2016-2025年)の中間結果を総括する会議が25日、ユジノサハリンスクで開催された。連邦院(上院)の連邦構造・地域政策・地方自治・北部問題委員会の上院議員とサハリン...
北方四島の話題

サハリン州知事が6月29日に択捉島を訪問 住民と懇談

サハリン州のリマレンコ知事は6月29日に択捉島を訪問し、住民懇談会を開催する。懇談会はクリリスク(紗那)の文化スポーツ会館で13時から行われる。また、懇談会に先立って、州政府とクリル地区行政府による行政相談会も開催する。リマレンコ知事は択捉...
北方四島の話題

上院委員会が国後島視察「クリル発展計画の連邦予算は足りない、この問題を話し合う」と約束

ロシア連邦院(上院)の連邦構造、地域政策、地方自治、北部問題に関する委員会のメンバーが25日と26日の2日間、国後島を訪問し、北方四島の開発計画であるクリル諸島社会経済発展プログラム(2016-2025年)に基づいて整備された社会インフラを...
北方四島の話題

択捉島 新型コロナのワクチン接種が加速 約3,000人が接種

択捉島では、新型コロナウイルス感染に対するワクチン接種が勢いを増している。6月26日の時点で、1,396人の住民が2回のワクチン接種を終了。さらに1,617人が1回目の接種を終えている。クリル地区中央病院のエレナ・マツィシーナ院長は「予防接...
エトセトラ

サハリン沖を飛行したロシア軍機に日本の戦闘機がスクランブル

日本の自衛隊は、ロシア軍のSu-25攻撃機がサハリンと北海道の間の国境近くを飛行したことに対応して航空自衛隊の戦闘機を緊急発進(スクランブル)させた。ロシア国防省のウェブサイトによると、事件は6月25日に発生。詳細は明らかにされていない。日...
北方四島の話題

燃料の天然ガスへの転換計画 択捉島と国後島は2023年、色丹島は2025年

サハリン州では環境にやさしい燃料を供給する大規模なプロセスが始まっている。ガスへの転換作業は2021年から2025年にかけて行われる。計画では、南クリル地区(北方四島)では2023年に択捉島クリリスク(紗那)、レイドヴォ(別飛)、キトヴィ(...
北方四島の話題

国後島への出発まで2時間 択捉島を楽しむ方法教えます

北方四島航路に就航した新フェリー「ネベルスコイ提督」号に乗って、サハリン・クリル通信の記者が択捉島に到着。次の島、国後島へ向けて出発するまでの2時間を最大限活用して択捉島観光を行った。フェリーが停泊している2時間で、択捉島を楽しむ方法をあな...
北方四島の話題

初夏を迎えた国後島 危険な植物に注意

1日の平均気温が10度を超えるようになった国後島。それはまた、触れればかぶれの原因にもなるヤマウルシやツタウルシなど危険な植物と接触する機会が増えるシーズンを迎えたことを意味する。こうした大型の植物は、ゴロブニン火山のカルデラやストルボフス...
ビザなし渡航

色丹島・斜古丹 コロナ禍の交流 日本人の墓を守るロシア人

北方領土の元島民などがふるさとの島を訪問する「ビザなし交流」などの四島交流事業。新型コロナの影響で、去年に続き、ことしも7月までの中止が決まっています。こうした中、北方領土のひとつ、色丹島に日本人の墓を守るロシア人がいます。コロナ禍での交流...