2021-08

北方四島の話題

ロシア首相約束を守る 政府が択捉島の病院に8000万ルーブル割当 最新機器購入のため

ロシア政府は、択捉島クリリスク(紗那)のクリル地区中央病院の医療機器購入のために8,000万ルーブルを割り当てる。ミシュスティン首相が択捉島を訪問した際に、病院スタッフが診断用の最新機器が不足していると訴えたのに対して、問題の解決を約束して...
北方四島の話題

択捉島 14日に美食の祭典「オヒョウの日」開催 新規感染者50人、医療従事者は開催に反対

択捉島の最大のイベントである美食の祭典「エトロフの味 オヒョウの日」が8月14日、レイドヴォ(別飛)で開催されることが発表されたが、医療従事者らは新型コロナウイルスの感染が拡大し、医師の負担を増大させると懸念を表明している。択捉島の新型コロ...
北方四島の話題

国後島がサーフィンのメッカになる?!

国後島のユジノクリリスク(古釜布)近郊のオービタ地区で、サーフィンのインストラクターを養成する講習会や子供たちを対象にしたサーフィンスクールが開校し、サーフィンの普及を通じて将来的に観光客を呼び込もうという取り組みが進んでいる。現地にはサー...
北方四島の話題

択捉島・紗那にレンタル・バイクが登場 1日400ルーブル

択捉島クリリスク(紗那)のフィットネス複合施設「オルカ」では、8月1日から自転車のレンタルサービスを開始した。地元の住民も観光客も、1日400ルーブルで借りることが出来る。別に保証金1000ルーブルが必要だが、返却された自転車に問題がなけれ...
北方四島の話題

択捉島の7月の最高気温29.2度 過去11年で最も暑くなった

択捉島は7月の気温が過去11年で最も高くなった。クリル地区の気象観測所によると、最高気温は 7月29日に観測した29.2度だった。2010年8月に30.2度を記録している。その年、オホーツク海側の海岸の海水温は前例のない19度まで上がり、ビ...
ビザなし渡航

択捉島の水産加工「コンチネント」日本発祥のマネジメント「5S」システム導入

択捉島とパラムシル島の水産加工場に労働生産性の向上を図る「5S」システムが導入され、効果を挙げている。労働者の収入増と賃金格差の是正を狙いに取り組まれている国家プロジェクト「労働生産性」の枠組みの中で、択捉島の「コンチネント」とパラムシル島...
北方四島の話題

北方四島周辺イワシ漁獲量1週間で7,900トン 色丹島の北部、東部と択捉島周辺に漁場形成

北洋開発協会(北海道機船連内)によると、ロシア極東の南クリール(南千島)海域でのイワシ漁の漁獲ペースは徐々に上がり、7月25日までの1週間の週間漁獲量は7900トン、一日当たり平均では179トンとなっている。同海域では目下、9隻の漁船が操業...
エトセトラ

北クリル・占守島で6人の赤軍兵士の遺体発見 捜索は戦死したすべての兵士が見つかるまで続く

北クリルのシュムシュ島(占守島)で行われた日本軍との戦闘で戦死したり消息不明になったソ連兵の遺骨収集を行っているサハリン「捜索エンジン」の活動が終了し、6人の赤軍兵士の遺体を発見した。捜索隊は12日滞在。捜索は北部の斜面や日本軍の戦車隊とソ...
北方四島の話題

国後島の一菱内湖とポントウ湖を調査 通称「悪魔のフライパン」水温90~96度 ロシアの科学者調査

ロシア科学アカデミー極東支部の火山地震研究所(IVS、ペトロパブロフスク・カムチャツキー)の熱水研究に取り組む科学者たちが7月13日から27日まで、国後島南部のクリル自然保護区にあるゴリャチェエ湖(一菱内湖)とキピャシチェエ湖(ポントウ湖)...
北方四島の話題

択捉島・内岡の新しい噴水 子供たちの水遊びが原因で停止

択捉島を管轄するクリル地区行政府は、最近キトヴィ(内岡)のモロデズナヤ通りにオープンしたばかりの噴水を止める措置をとった。行政府担当者によると、噴水で遊ぶ子供たちが水をすくい取ってしまうため、水が不足してポンプが損傷する可能性があるという。...