2021-09

北方四島の話題

択捉島・紗那 39歳のダンスの振付家が着任 クルスクから招聘

択捉島で5年間不在となっていた振付家として、ロシア南西部クルスクの劇場からアレクセイ・ヴィノクロフさんが着任した。ロコトフ市長は「クリリスク(紗那)では住民によるコンサート、子供ミュージカルなどの公演が活発に行われており、振付家が必要だった...
北方四島の話題

国後島–色丹島間の定期ヘリコプター便 土日の週2回運航

国後島--色丹島間で定期ヘリコプター便を運航しているタイガ航空は、フライトスケジュールを変更した。同社は今年7月3日から、毎週土曜、日曜の週2回Mi-8ヘリコプターを運航。土曜日は色丹島クラボザボツコエ(穴澗)を14時に出発、国後島メンデレ...
北方四島の話題

北方四島とユジノサハリンスク地区 出生数が死亡者数を上回る 今年1月–7月

今年1月--7月の人口統計によると、サハリン州では出生数3,186人、死亡者数4,258人となり、人口の自然減は1,072人となった。昨年同期の429人から倍増した。州内18の地区では、クリル地区(択捉島、ウルップ島など管轄)と南クリル地区...
北方領土ノート

納沙布岬の「四島のかけ橋」塗料で落書き修復 

北方領土返還の決意を示すために納沙布岬に建てられたモニュメント「四島(しま)のかけ橋」に書かれた落書きの修繕作業が29日、始まった。高圧洗浄機では落としきれなかったため、塗装する。市は防犯カメラや街灯の設置など、再発防止策を検討している。(...
北方四島の話題

冷凍スケソウダラの温度管理不十分 択捉島の水産会社に罰金20万ルーブル

択捉島や色丹島に水産加工場を持つクリリスキー・ルイバクは、冷凍スケトウダラの温度管理が不十分だったとして、20万ルーブルの罰金を科せられる。ロシア連邦獣医植物検疫監督庁によると、ウラジオストクに到着した43万5,000トンの冷凍スケトウダラ...
北方四島の話題

択捉島・別飛 下水処理施設の管理会社 下水を川に投棄

クリル地方検察庁は択捉島レイドヴォ(別飛)村を流れるボグラニチニ川に下水道からの汚水を垂れ流していた公営企業「ジルコムサービス」を検査した。住民からの指摘によって当局が9月1日から調査を開始。下水処理施設を管理する同社がボグラニチニ川の使用...
北方領土遺産

10月9日に根室-国後の海底電信線発掘調査 「文化財」登録にらみ11日には陸揚庫の雑草除去も

根室市は10月9、11日の両日、終戦直後まで根室と北方領土国後島を結んだ通信用海底ケーブルの中継施設「陸揚庫」の初めての発掘調査と建物の雑草除去を行う。陸揚庫は国の文化審議会が文部科学相に登録有形文化財とすべきだと答申しており、施設の保存に...
北方領土ノート

千島連盟別海町支部も洋上慰霊 10月6日に

千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)別海町支部=根室管内別海町=は、10月9日に根室海峡の日ロ中間ライン近くで洋上慰霊を行うことを決めた。北方領土元島民ら最大20人を乗せ、観光船で向かう。北方四島での墓参が新型コロナウイルス感染拡大で2年間行...
北方領土ノート

元島民の体験、ラジオ番組に 千島連盟オホーツク支部とFMあばしりが協力 14日から放送「証言通じ領土への関心高めて」

北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟オホーツク支部が、コミュニティー放送局FMあばしり(網走)の協力で、元島民の体験をラジオ番組として放送する取り組みを昨年に続き進めている。高齢化に伴い人数の減少が続く元島民の体験を音声として残...
北方四島の話題

国後島 許可証なしに国境地帯に入った男に罰金500ルーブル

国後島を管轄する南クリル地方裁判所は、通行許可証(パス)を持たないで、国後島内の国境地帯に立ち入った男に罰金500ルーブルを科した。裁判所の記録によると、男は今年3月28日午前11時30分ころ、国境地帯に属するユジノクリリスク(古釜布)—ゴ...