2021-09

北方四島の話題

色丹島・穴澗 ラップトップを盗んだ33歳の男を強制捜査

色丹島のクラボザボツコエ(穴澗)のバス停で、外航船で働く船乗りがラップトップ(3万1,000ルーブル相当)が入ったカバンを盗まれた。警察が捜査したところ、33歳の地元住民の犯行と分かり、刑事事件として捜査している。船乗りは、犯人と一緒にいた...
エトセトラ

パラムシル島エベコ火山が巨大火山弾を噴出 科学者がドローンで調査

北クリルのパラムシル島で、2016年から爆発的な噴火を続けているエベコ火山の調査を行ったロシア科学アカデミー極東支部の火山地震研究所の科学者たちが、噴火した後に上空からドローンで撮影した映像を公開した。エベコ火山では8月末に大きな噴火が起き...
北方四島の話題

択捉島・紗那と別飛で自動車の単独事故相次ぐ

択捉島クリリスク(紗那)で7日、2件の自動車事故が発生した。午前0時30分ころ、レイドヴォ村(別飛)の、いわゆるクラッキー地区で、いすゞのビッグホーンが未舗装の道路を走行中に、コントロールを失い路外に逸脱。車両は横転し、民家の柵に激突した。...
北方四島の話題

北方四島免税に日本抗議 実効支配追認を危惧 ロシア、来年までに導入方針

ロシアのプーチン大統領が、北方領土などに新たに導入する免税制度を日本との共同経済活動にも適用する考えを表明したことについて、日本政府はロシア法に基づいた制度は受け入れられないとして抗議した。ただ、プーチン氏の発言を受け、ロシア政府は来年まで...
北方四島の話題

「免税制度創設だけでは不十分」トルトネフ副首相がエネルギー開発と輸送インフラ整備の継続を強調

クリル諸島(※この場合、北方四島を含む千島列島)に投資を呼び込むためには、免税制度の創設だけでは十分ではない。エネルギー開発と輸送インフラを整備する必要がある--トルトネフ副首相が記者会見で語った。島々にあるものはすべてディーゼル燃料で動い...
エトセトラ

日ソ激戦の島、北クリルの占守島に野外博物館をつくる–トルトネフ副首相が表明

北クリルのシュムシュ島(占守島)に野外博物館をつくりたい--極東連邦管区大統領全権代表のユーリ・トルトネフ副首相は6日の記者会見で語った。「今のところ私の願望だが、シュムシュ島に野外博物館を開設したいと思っている。第二次大戦で最後の血なまぐ...
北方領土遺産

「北方領土の風景や元島民らの姿を記録した写真展」大阪・中央区で9月13日まで開催

北方領土の風景や元島民の姿を記録した写真展が大阪で行われています。「島々の記憶」と題された写真展は、元島民3世で写真家の山田淳子さんが北方領土に暮らしていた元島民らを記録した写真、約30点が展示されています。「国後」「択捉」「色丹」「歯舞」...
ビザなし渡航

北方四島ビザなし代替の洋上慰霊中止 千島連盟、コロナ感染拡大で

北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)は、新型コロナウイルスの影響で北方四島ビザなし渡航が2年続けて中止されたことを受け、今秋に検討していた船上での「洋上慰霊」の実施見送りを決めた。道内外で新型コロナの感染拡大が...
北方四島の話題

観光客をターゲットにクリル諸島などで運航 新しい航空会社設立

ロシアで新しい航空会社「カムチャツカ航空」が9月に設立され、主なターゲットを観光客に絞り、カムチャツカ半島やクリル諸島で運航する予定だ。現在所有する機材は9人乗りのセスナグランドキャラバンEXが1機だが、2022年には同型機を3機追加購入し...
北方四島の話題

国後島 市長がタウンミーティングで観光と教育政策を語る

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル地区のゴミレフスキー市長は8月30日、ユジノクリリスク(古釜布)で、住民とのタウンミーティングを開催し、児童・生徒数が増え続けている教育への対応や本土、サハリンから増えている観光対策について語った。...