2021-09

北方四島の話題

四島航路の新造フェリー、コルサコフにお目見え 観光振興に期待

サハリン--北方四島航路に就航する新造フェリー「パベル・レオーノフ」号がコルサコフに到着し、リマレンコ知事らの歓迎を受けた。ほぼ同時期に建造された姉妹船の「ネベリスコイ提督」号はすでに就航し、「パベル・レオーノフ」号が加わることでサハリン-...
北方四島の話題

四島連絡船3隻体制に 10月就航 サハリンに新造船到着

ロシアが実効支配する北方領土とサハリン島を結ぶ航路に投入する2隻目の新造船「パベル・レオーノフ」が16日、ロシア西部のサンクトペテルブルクの造船所からサハリン南部のコルサコフ港に到着した。10月に就航し、北方四島との連絡船は3隻体制となる。...
北方四島の話題

択捉島・焼山 ロシア軍の射撃訓練が原因で山火事発生?

択捉島で行われているロシア軍の射撃訓練が原因で、イワン雷帝火山(焼山1,158m)の斜面で山火事が発生した。住民によると、射撃訓練の後にササ原が燃え上がったという。住民は火事の現場に向かったが、火災場所は国防省の所有地のため近づけなかった。...
北方四島の話題

国後島で下院選期日前投票 安渡移矢岬灯台などヘリで選管職員が訪問し投票

第8回下院選挙の期日前投票は、9月6日から12日まで、南クリル地域の遠隔地で行われた。国後島では選挙管理委員会の職員がヘリコプターを使い、離島で国境警備にあたる職員や島の北端ロフツォフ岬(安渡移矢岬)の灯台守、人里離れた漁場の漁師たちを訪ね...
北方四島の話題

全長3m? 国後島で巨大マグロ水揚げ

国後島ユジノクリリスク(古釜布)にある水産企業「南クリルルイブコンビナート」の漁師が2匹の巨大なマグロを釣り上げ、ソーシャルメディアで話題になっている。大きな方のサイズは全長3mで、イワシ漁の網にかかったという。(astv.ru 2021/...
北方四島の話題

サンクトのビル街に国後島にしか生息しないヘビ レスキュー隊が出動

サンクトペテルブルクのビル街で、ロシアでは国後島にしか生息しないヘビが捕獲された。場所はソユーズペチャトニコフ通りで、ビルの配管や配線の束に紛れて隠れていた。動物学者によると、ヘビは日本と国後島でしか見られない種類だという。「クナシリのヘビ...
エトセトラ

樺太時代の最古の日本建築「樺太守備隊司令官舎」がユジノサハリンスク市に移管、保存へ

1908年、樺太時代に日本が建てた「樺太守備隊司令官舎」は、最近まで軍事裁判所として使われてきたが、今年5月に軍事裁判所が新しい建物に移転したため、サハリン州裁判官評議会が歴史的、文化的に価値ある建造物として保存するよう、ロシア国防省とサハ...
北方四島の話題

国後島ラグンノエ基地の中尉 携帯型対空ミサイル射撃で活躍 中国の国際競技会で

国後島ラグンノエ(ニキシロ)に駐屯する機関銃砲兵連隊に所属する対空ミサイル部隊のセルゲイ・メンコフ中尉が、中国で開かれた国際軍事競技会2021に参加し、携帯型対空ミサイルシステム(MANPADS)の射撃でただ一人、標的を捉えるなど優秀な成績...
北方領土ノート

河野氏、領土交渉 「56年宣言基礎」 道議会自民とネット会合

河野太郎行政改革担当相は15日、道議会自民党有志とのオンライン会合で、ロシアとの北方領土交渉について、1956年の日ソ共同宣言を平和条約締結交渉の基礎に位置づけた、2018年11月のシンガポールでの日ロ首脳の合意に沿って進める考えを明言した...
北方領土ノート

10月に納沙布岬で慰霊祭 千島連盟 ビザなし渡航中止で

北方領土の元島民らでつくる千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟、札幌)根室支部は、10月中旬に根室市の納沙布岬で初めて慰霊祭を行う。今年は新型コロナウイルスの影響でビザなし渡航が2年連続で全面中止になるなど、慰霊の機会が失われた。このため本土最...