2021-10

北方四島の話題

ベリク首相が国後島のアパート視察 国後島と色丹島で11棟のアパート建設中

サハリン州のアレクセイ・ベリク首相は国後島を訪問し、老朽化した緊急避難用住宅から住みかえる家族のために建設されている集合住宅を視察した。「緊急住宅からの住み替えは優先事項の1つ。人々は快適な環境で暮らすべきで、計画通りに新しい家が引き渡され...
北方四島の話題

国後島 地熱発電所の運営企業を公募 入札最低価格は1億6,000万ルーブル

南クリル地区行政府の市有財産管理局は、国後島のメンデレーエフスカヤ地熱発電所を運営する企業を公募している。契約期間は2年間で運営業者は入札で決定し、最低価格は1億5,830万ルーブル。2021に入って運営業者を探しているが、これまで応募した...
北方四島の話題

国後島、色丹島で「教師の日」を祝う 教師ら35人を表彰

南クリル地区の国後島と色丹島で教師の日に合わせて記念式典が開かれ、幼稚園アレンカのオリガ・ウリャノワ園長をはじめ教職員35人が表彰された。南クリル地区に前部で5つの中等学校があり90人の教師がいる。また幼稚園は7園あり、120人の教諭が勤務...
北方四島の話題

国後島の魚油・魚粉工場11月に稼働 新規雇用46人 ペットフードなど生産

南クリル・リボコンビナートの新しい魚油・魚粉工場が国後島ユジノクリリスク(古釜布)に完成し、11月にも操業を開始する。これまで捨てていた魚の内臓や尾びれなどの廃棄物を原料に、年間5,000トンの魚粉と3,000トンの魚油を生産し、ペットフー...
北方領土遺産

色丹神社例祭 元島民と2世 領土返還祈願

北方領土・色丹島の元島民らでつくる色丹神社奉賛会(木根繁会長)は10日、色丹神社例祭を根室金刀比羅神社で行った。元島民と島民2世の9人が出席し、早期の領土返還を祈った。終戦後、元島民が色丹島の神社から「御神体」を根室金刀比羅神社に運んだとい...
北方領土遺産

陸揚庫「貴重な資料」 根室―国後のケーブル施設発掘調査 北方領土とのつながり示す

終戦直後まで根室と北方領土国後島を結んだ通信用海底ケーブルの中継施設「陸揚(りくあげ)庫」の初の発掘調査と雑草除去が9、10の両日、市内西浜町の同施設で行われ、ケーブルの一部が新たに見つかった。作業を指導した北海道博物館の右代啓視(うしろひ...
北方四島の話題

択捉島 シロサケが産卵のため小さな川に殺到

択捉島の住民が産卵のために小さな川に遡上するおびただしいシロサケの群れを撮影した。あまりの数の多さから住民は「産卵の前に死んでしまうのではないか」と心配している。(astv.ru 2021/10/9)
北方領土ノート

屋根の雑草除去 その量、土嚢袋50袋 根室-国後海底ケーブル陸揚庫

根室と国後島を結んでいた海底ケーブルの陸揚庫で2021年10月9日と10日の2日間、ケーブルの発掘調査と併せて、屋根や入口庇にボウボウと生えていた雑草を除去する作業を行いました。屋根の作業では、コケに覆われた土や雑草のほか、剥がれたモルタル...
北方領土遺産

根室–国後海底ケーブル発掘調査 ボランティア『重労働、でも楽しい』

釧路新聞の山本記者が2021年10月10日付の1面コラムで、ボランティアによって行われた、根室と国後島を結んでいた海底ケーブル発掘調査について書いてくれました。
北方領土ノート

国後・泊見え「感無量」千島連盟別海町支部 独自の洋上慰霊

千島歯舞諸島居住者連盟(千島連盟)別海町支部は9日、根室海峡の日ロ中間ライン付近で観光船を使って独自の洋上慰霊を行った。元島民や遺族らが、北方領土の国後島を望みながら手を合わせた。出港前に尾岱沼漁港で出発式を行い、歯舞諸島・志発島出身の臼田...