2021-10

北方領土遺産

根室と国後島を結んだ通信用海底ケーブル発見 陸揚庫で初の発掘調査

終戦直後まで根室と北方領土国後島を結んだ通信用海底ケーブルの中継施設「陸揚(りくあげ)庫」周辺で9日、初めての発掘調査が行われた。施設海側の地下から、国後島方面に延びるケーブルの一部が見つかった。陸揚庫は国の登録有形文化財になることが決まっ...
北方領土遺産

根室の通称「陸揚庫」で発掘調査 地中にケーブル確認

国の登録有形文化財に登録される北方領土の国後島と根室市をつないでいた海底ケーブルの陸揚げ施設で9日、ケーブルの発掘調査が行われました。(NHK北海道NEWS WEB 2021/10/) 根室市にある通称「陸揚庫」は昭和10年に建てられ、国後...
北方四島の話題

国後島のクリル自然保護区 傷ついたオジロワシを治療、リハビリ 自然に帰す

8月中旬、国後島で保護されたオジロワシが、クリル自然保護区スタッフによる治療やリハビリを受けて、1カ月後の9月のある日、大空に飛び去った。保護された時、オジロワシの右翼には犬かキツネに噛まれたとみられる古い傷があったほか、頭部に1.5㎝ほど...
北方領土遺産

「ヒグマとの戦い」復刊 養老牛温泉発見の故西村氏著 根釧での冒険、克明に

中標津町内の名所・養老牛温泉を発見、開発した西村武重氏(1892~1983)が、自身の狩猟や冒険について記した「ヒグマとの戦い」が文庫化して復刊され、山と渓谷社(東京)から全国発売されている。開拓者とヒグマの衝突や、著者とアイヌ民族との交流...
北方領土遺産

ある老狩人の手記「ヒグマとの戦い」

釧路新聞「諸感雑感」(2021/10/8) 年間1,000人程だった択捉島の観光客が今年は、3,500人を超えた。コロナ禍で海外に出られない観光客が流れ込み、一気に3倍以上に増えた。観光地として一、二を争うのが紗那(クリリスク)から22キロ...
北方四島の話題

国後島・古釜布 65以上の高齢者対象の健康診断センター開設

国後島ユジノクリリスク(古釜布)にある南クリル地区中央病院に、65以上の高齢者の健康診断を行う「診断センター」が開設された。受診者は短時間で必要なすべての検査を受け、受付で健康カードを受け取ることができる。「これまでは包括的な検査を受けるた...
北方四島の話題

択捉島 5,000万ルーブルで地区中央病院にCTスキャン整備 7月に視察したロシア首相が約束

今年7月、ロシアのミシュスティン首相が択捉島クリリスク(紗那)の地区中央病院を視察した際に約束した医療機器整備の第一弾として、コンピューター断層撮影装置(CTスキャン)の入札情報が公表された。調達サイトによると、価格は5,000万ルーブルで...
北方四島の話題

国後島 エコトレイル「生態系の径」がロシアの宝物大賞を目指す

国後島のクリル自然保護区にあるストルボフスカヤ・トレイル(生態系の径)は、ナショナルジオグラフィック・トラベラーが毎年選定する「ロシアの宝物大賞」の獲得を目指している。トレイルでは国後島の太古の森を見ることができる。確認されている植物は20...
北方四島の話題

千島原産の猫クリリアン・ボブテールが野生キツネを撃退

クリル諸島(千島列島)原産の猫クリリアン・ボブテールが飼い主の家に侵入しようとしたキツネを撃退し、SNSでヒーローになった。インスタグラムに映像を投稿した飼い主によると、野生のキツネが家に入ろうとした時、飼っていたクリリアン・ボブテールが立...
エトセトラ

トレジャーハンターのデ・マールが樺太時代の銀製ヘアピンを発掘 夢は千島列島での宝探し

サハリンのトレジャーハンターとして知られるジャック・デ・マールが樺太時代の銀製のヘアピンなどを掘り当てた。極東ヘクタールで彼の友人が取得した場所で開かれたトレジャーハンターの年次大会で公表した。「樺太時代に使われた銀製品が出てくることは非常...