2021-11

北方四島の話題

択捉島のヤースヌイ空港 1億7,300万ルーブルで境界フェンスを設置へ

択捉島のヤースヌイ空港を管理するクリル諸島空港は、境界フェンスの設置工事の入札情報を公表した。入札は2度目で、価格は1億7,300万ルーブル。ボーリングを行い杭を打ち込み、鉄筋コンクリート製のパネルで造られたフェンスとゲートを設置する。工期...
北方四島の話題

国後島の選手ら10人 サハリン空手選手権で優勝

11月13〜14日にサハリンのユジノサハリンスクで空手のサハリン州選手権大会が開催された。2022年のサハリン州代表チームの選考につながる重要な大会で、南クリル地区(国後島、色丹島)から参加した選手たちは、年齢別、体重別の10の階級で優勝に...
ビザなし渡航

遠い故郷 空白の2年 解決はいつ…

北方領土問題の解決に向けた動きが停滞している。コロナ禍の2年間、元島民たちがビザなしで故郷の島を訪問する交流事業は、すべて中止になった。「生きているうちに故郷の土を踏みたい」平均年齢86歳の元島民たちに残された時間は、刻一刻と少なくなってい...
北方四島の話題

択捉島の魅力 砂鉄で遊べる「黒いビーチ」観光客に人気

択捉島の黒い砂浜がまたまたソーシャルメディアを賑わせている。今や択捉島を訪れる観光客が必ずやる、砂鉄のお遊び。「昔、日本のサムライはこれから刀をつくったけど、私たちはこれ!!」。(astv.ru 2021/11/17)
北方四島の話題

択捉島「黄金湾の夜」星が降り注ぐ ロシアの写真家が撮影

ロシアの写真家アンナ・ポリトヴァさんが択捉島を訪問し、オホーツク海側のゾロタヤ湾(黄金湾=振別湾)で幻想的な星空を撮影し、「黄金湾の夜」と題して自身のインスタグラムにアップした。彼女は星空を撮影するため長い間、そこで待った。「月のない澄んだ...
北方四島の話題

北方四島周辺海域の漁獲量イワシ21.5万、サバ5.9万トン漁獲 サンマは585トン

全ロシア海洋漁業研究所ヴニロの太平洋支部によると、北方四島周辺海域では11月16日までに、イワシ21万5,000トン、サバ5万9,000トン、サンマ585トンが漁獲されている。現在16隻の漁船が南クリル海峡(国後島と色丹島の間)と択捉島の南...
エトセトラ

アエロフロート機内誌11月号 クリル諸島北部の島々の写真を掲載

ロシアの航空会社アエロフロートの機内誌11月号に、クリル諸島北部のシュムシュ島(占守島)、パラムシル島(幌筵島)、ヤンキチャ島(宇志知島・南島)の美しい写真が掲載された。写真家のアントン・アガルコフさんが撮影したもので、世界中の乗客がクリル...
北方四島の話題

国後島 映画撮影クルーがケラムイ崎やオリコノモイ崎でロケ

モスクワのNPO法人「知識」の撮影クルーが教育映画を撮影するため、国後島のベスロフスキー半島(ケラムイ崎)やメンデレーエフ火山(羅臼)を訪れた。「知識」は科学の普及や教育改革、歴史や天然記念物の保存に取り組む非営利団体で、スタッフやクルー7...
北方四島の話題

廃水を川にたれ流し 国後島のメンデレーエフ空港の管理会社に罰金

国後島のメンデレーエフ空港の管理などを行っている国営会社「クリル諸島空港」が空港施設からでる廃水をポドシェフカ川に流していたことが分かり、サハリン運輸検察庁は同社の代表者に是正命令を出すとともに、同社に対して罰金を課した。同社は河川を使用す...
エトセトラ

占守島に旧ソ連の地下トンネル セベロクリリスクの住民が内部を撮影

北クリルのパラムシル島セベロクリリスクの住民が隣のシュムシュ島(占守島)に残された旧ソ連時代の地下トンネルに入り、撮影した内部の映像をYouTubeに投稿した。毎年、何百人もの観光客が戦争遺産や史跡を求めてシュムシュ島にやって来る。丘の1つ...