2021-12

エトセトラ

サハリン広がる経済格差 ソ連崩壊30年 オイルマネー潤う富裕層 人口減地方は衰退に拍車

1991年12月のソ連崩壊から30年がたち、ロシア極東のサハリン州は石油・天然ガス開発で劇的な経済発展を遂げた。平均所得はこの20年で大きく伸び、一部富裕層の生活水準は欧米並みに向上した。ただ、ヒト、モノ、カネが集中する州都ユジノサハリンス...
エトセトラ

ユジノサハリンスク 市内19カ所に無料のスケートリンクを造成

サハリンのユジノサハリンスク市では、市内19カ所に無料のスケートリンクを造成している。早いところでは今日オープンする。青年スポーツ局のエレナ・ザヴィアズキナ局長は「冬には子供から大人まで小さなスケートリンクの需要が高まっている」と話す。(C...
北方四島の話題

国後島・古釜布に新しいスクールバスが来る

国後島ユジノクリリスク(古釜布)に新しいスクールバスが導入される。サハリン州は連邦予算で11台を購入し、南クリル地区など8地区に配備する。リマレンコ知事が各地区の代表者にキーを手渡した。スクールバスは子供用20席のほか同伴する大人用に2席が...
北方四島の話題

国後島在住の女が他人の子供の出生証明書データを入手 子供のための一時金を詐取

ユジノサハリンスク在住のオリガは未成年の息子に対する一時金を受け取るため年金基金に申請したが、すでに一時金を受け取っているとして拒否された。3回目の申請の時に、国後島在住のアレクサンドラという見ず知らずの女に支払われていたことが分かった。も...
北方四島の話題

ミカンは10分で売り切れた 択捉島・瀬石温泉にオープンしたスーパー

子供はお菓子売り場にまっしぐら。お母さんは野菜、果物、肉コーナーに飛んで行った。択捉島ゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)にオープンしたスーパーは、開店から大勢の住民が訪れ、ミカンやトマトが10分ほどで売り切れとなった。開設したのは択捉島の水産...
北方四島の話題

安全操業 漁獲高61%減 中間ライン手前は好調 羅臼漁協

羅臼漁協所属の漁船が北方領土・国後島周辺海域で行った安全操業のホッケ刺し網漁の漁獲高はスケソウダラやマダラなどの混獲枠を含め、前年比61.2%減の7276万円だった。同漁協によると、日ロ中間ライン手前の漁獲が好調だったため、序盤1カ月で操業...
北方領土ノート

北方領土 学び深める 県内小中生17人 北海道へ

北方領土問題を学ぶ現地視察研修に参加する県内の小中学生17人は25日、宮崎ブーゲンビリア空港から北海道へ出発した。根室市を中心に3泊4日の日程で、北方四島の歴史を伝える資料館の見学や、北方領土が見える納沙布岬を訪問。色丹島の元島民の講和を聞...
北方四島の話題

サハリン-北方四島航路 3隻体制から2隻に減る可能性

サハリンと北方四島間で運航されてきたフェリー「イーゴリ・ファルフトジノフ」が来年、この航路で運航できない可能性が出て来た。船の建造年や建造国、さらには障がいのある乗客に対応しているか否かなど、運輸事業者への国の補助金システムが変わったことに...
北方四島の話題

択捉島に太陽光発電所 年明けにも稼働開始か

ロシアが実効支配する北方領土の択捉島・別飛(ロシア名レイドボ)で、同島初の太陽光発電所(出力250キロワット)が来年1月にも稼働を始める見通しだ。地元紙「赤い灯台」が27日伝えた。年内に完成予定だったが、悪天候で工事が遅れている。 北方四島...
北方四島の話題

択捉島・紗那 中央病院にマンモグラフィ設置 ロシア首相が視察時に約束

択捉島クリリスク(紗那)のクリル地区中央病院にロシアのミシュスティン首相の肝いりで導入が決まったデジタル・マンモグラフィーが設置され、試運転が行われた。エレナ・マチシナ主任医師によると、病院内のX線室に設置されたが、場所をとらず、どんな角度...