2022-01

北方四島の話題

色丹島・斜古丹湾で120~130センチの津波を観測 トンガ沖海底火山噴火で

トンガ沖の海底火山の噴火による津波が色丹島に到達した。1月16日午後1時(サハリン時間)にサハリンの津波センターは、色丹島のマロクリリスコエ(斜古丹)湾で、高さ120~130センチの津波を観測したと発表した。現在、専門家が海岸線と港湾施設の...
北方四島の話題

択捉島・内岡港で津波警戒 ロコトフ市長「被害なし」と語る

1月16日、クリル地区行政府はトンガの海底火山の噴火により、択捉島に高さ30~40㎝の津波が来るとの予報に備えたが、結果的に地域住民に何の影響も及ぼさなかった。ロコトフ市長は「トンガ島の海底火山が噴火したという情報を受け取った。キトヴィ(内...
北方四島の話題

千島列島に津波 高さ0.2m トンガ沖海底火山噴火で

南太平洋のトンガ沖で15日午後に起きた海底火山の大規模噴火の影響で、クリル諸島(千島列島)に津波警報が発令された。当初、ロシア科学アカデミーの地球物理学研究所の専門家は、津波は3メートルに達する可能性があると想定していた。その後、サハリンの...
北方四島の話題

ロシアが北方領土で射撃訓練 警報発出、日本は抗議

外務省は13日、ロシア政府が、北方領土・国後島の南東海域で射撃訓練を実施するとの航行警報を出したと発表した。これを踏まえ、日本外務省は在日ロシア大使館に「訓練を含む北方四島でのロシアの軍備強化は受け入れられない」と抗議した。外務省によると、...
北方領土ノート

北方領土問題への理解をー 根室市の中学生が来県/滋賀

北方領土問題について学んだ北海道根室市の中学生が、遠く離れた場所でも問題への理解を広めようと滋賀県を訪れています。12日に三日月知事を訪問したのは、北方領土などに関する弁論大会で優秀な成績を挙げた根室市内の中学生6人です。滋賀県では1982...
ビザなし渡航

春までの訪日に意欲 ロシア外相 平和条約交渉、強硬姿勢変わらず

ロシアのラブロフ外相は14日、モスクワで開いた年頭恒例の記者会見で、自身の訪日時期について「今後2~3カ月の間で見つけることができるだろう」と述べ、今年春の訪日を念頭に日本側と調整していることを明らかにした。日ロの平和条約締結交渉では、経済...
北方四島の話題

暴風雪の択捉島・紗那

1月12日、暴風雪に見舞われた択捉島クリリスク(紗那)の様子。(サハリン・インフォ2022/1/12)
ビザなし渡航

ビザなし渡航の早期再開、日本人墓地の調査と墓石の修復を 知事、林外相らに要望

鈴木直道知事は12日、外務省を訪れ、新型コロナウイルスの影響で2020、21年度と2年連続で中止となった北方領土ビザなし渡航について、早期再開などを求める要望書を林芳正外相に提出した。要望書では《1》領土問題解決に向けた外交交渉の加速《2》...
北方四島の話題

秋サケ不漁 国後・択捉でロシア側「先獲り」か さけます水試が言及

近年の秋サケ不漁の原因について、道立総合研究機構さけます・内水面水産試験場(恵庭)が、北海道沿岸に戻る前に北方領土の択捉島や国後島の定置網でロシア側の漁業者が混獲している可能性に言及した。道東の漁業者の間では10年以上前からロシア側の「先獲...
北方領土遺産

日ロ友情、始まりの地図 光太夫とラクスマン共同製作 有志が根室市に複製寄贈へ

ロシア初の遣日使節アダム・ラクスマンの根室来航から今年で230年となるのを記念し、根室市民有志がアダムの父キリル・ラクスマンとロシアに漂着した船頭の大黒屋光太夫が共同製作した日本地図の複製写真を根室市に寄贈する。光太夫はキリルの尽力により、...