2022-02

北方四島の話題

南クリル地区の元副市長 卒業証書偽造で警察が刑事事件として捜査

サハリンの警察は、文書偽造(ロシア連邦刑法第327条のパート3)の疑いでオハ地区のエリザベータ・アンドレーエヴァ前副市長に対する捜査を開始した。前副市長は2月4日、高等法学教育の卒業証書を偽造し、学歴を詐称していたことが判明し、解雇された。...
北方四島の話題

新型コロナ新規感染拡大 サハリンで1日500人

サハリン州で新型コロナウイルスの感染が拡大している。2月9日には1日の新規感染者が499人となり、そのうち76人が入院した。新規感染者は2月3日180人、4日312人、5日440人、6日228人、7日215人、8日592人と拡大傾向が続く。...
エトセトラ

「コマイにはあなたの人生ほどの価値はない」サハリンの氷上穴釣り 救助隊2,500人の釣り人を救助 昨シーズン

ロシア緊急事態省サハリン当局は2020-21シーズンに、氷が割れて流されるなどした氷上の穴釣り愛好家2,500人を救助した。同省の捜索救助チームの責任者ドミトリー・クブリツキー隊長が明らかにしたもので「コマイはあなたの人生ほど価値はない」と...
北方四島の話題

北方四島 2023年から資源ごみの分別収集開始

サハリン州における資源ゴミの分別収集は2021年夏に始まり、ユジノサハリンスクがパイロット自治体となった。今年7月にはプラスチックとアルミ用のメッシュのゴミ・コンテナがコルサコフやドリンスクに導入される。2023年にはクリル諸島(北方四島を...
ビザなし渡航

ロシア当局 日本人通訳拘束 19年7月ビザなし渡航 7日にロシアのTV報道

北方領土ビザなし渡航で2019年7月に色丹島を訪れた日本人通訳の女性がロシア当局に一時拘束されていたことが分かった。ロシアの民間テレビNTVが「北方領土の日」の7日、拘束時の映像を報道。日本政府も拘束の事実を認め、ロシアが北方領土で管轄権を...
北方四島の話題

創立38周年を迎えた国後島のクリル自然保護区

国後島のクリル自然保護区が創設38周年を迎え、2021年の活動を総括した年次報告をまとめた。同保護区は1984年2月10日、サハリン州で最初の国家自然保護区として国後島と小クリル列島(色丹島、歯舞群島)のデミン島(春苅島)、オスコルキ島 (...
北方四島の話題

南クリル地区総合計画策定に向けた調査事業 350万ルーブルでオムスクの会社が落札

国後島、色丹島、歯舞群島を管轄する南クリル都市管区の総合計画策定の基礎となる調査事業が入札の結果、ロシア本土中南部オムスクの企業「ゲオニカ」が請け負うことになった。公共調達ウエブサイトによると、応札したのは2社にとどまり、落札価格は約350...
北方四島の話題

色丹島・斜古丹 水産加工場「オストロブノイ」でディーゼル燃料流出

2月9日夕方、色丹島マロクリリスコエ(斜古丹)村の水産加工場「オストロブノイ」の敷地内で、タンカーからディーゼル燃料のくみ上げ作業を行っていたところ、掘削機が燃料パイプを損傷させたため、ディーゼル燃料が漏れ出した。ロシア緊急事態省サハリン当...
北方四島の話題

択捉島 2023年のガス転換に向け、州政府幹部らがLNG受け入れ施設の建設場所を視察

サハリン州エネルギー省とガスプロム社の幹部が択捉島を訪問し、液化天然ガス(LNG)の受け入れ・貯蔵・再ガス化施設の建設場所を視察した。サハリン州では2025年までに天然ガスへの転換を計画しており、択捉島と国後島は2023年、色丹島は2025...
北方四島の話題

ウクライナの若者 北方領土返還を求めてキエフのロシア大使館前で集会

2月7日の「北方領土の日」に合わせて、ウクライナの首都キエフにあるロシア大使館前で、十数人の若者が「ウクライナと日本はいつも一緒だ」と書かれたプラカードや旗を掲げた。地元住民がSNSにアップした動画には、「1945年、ロシアは日本領である千...