2022-04

ビザなし渡航

ビザなし交流30年 民間のパイプ、再開願う <原点の地 根室は今>ウクライナ侵攻の衝撃(中)

■対話に価値 北方四島の元島民とロシア人島民の「ビザなし交流」が開始30年の節目を迎えた22日、根室市図書館の松崎誉館長(53)は当時の新聞を見つめ、悔しそうに話した。「あの時は、あと数年で島が返り、ロシアとの友好関係が進んでいくと思ってい...
ビザなし渡航

北方領土 ビザなし交流30年 ロシアの停止表明で再開に懸念も

北方領土の元島民らが故郷の島を訪問するとともにロシア人の島民を受け入れる「ビザなし交流」の開始から22日で30年となります。ビザなし交流は3月、ウクライナへの軍事侵攻に対する日本の制裁措置に反発してロシアが一方的に停止を表明していて、領土問...
エトセトラ

沈没した巡洋艦「モスクワ」1人死亡、27人行方不明 ロシア「全員避難」を訂正

ロシア国防省は、ウクライナにおける特別軍事作戦で、沈没したミサイル巡洋艦「モスクワ」について、乗組員は全員避難して無事としていたが、一転して「1人が死亡し、27名が行方不明」という声明を出した。国防省によると、「残りの396人の乗組員は、巡...
エトセトラ

制裁で口座凍結 ふ頭使用料の支払いできずフェリー「ポラリス」韓国で塩漬け

北方四島-とサハリン本島のアクセス改善を目的に2013年にサハリン州政府が1億4,000万ルーブルで購入した中古フェリー「ポラリス」は、今どうなっているか。2016年にエンジン修理のため韓国プサン港に送られたが、購入費用より高額な1億8,0...
エトセトラ

樺太での日ソ戦で戦死したソ連兵1人と日本兵3人の遺体を発見 真岡近郊の熊笹峠で

第二次大戦末期、日本軍との戦闘で戦死したソ連軍兵士1人の遺体がサハリン州ホルムスク(旧真岡)近郊で発見された。また、近くから日本軍兵士3人の遺体も見つかった。場所は激して戦いがあったホルムスク峠(旧熊笹峠)。昨年末、遺骨収集をしている「ロシ...
北方四島の話題

サハリン州当局 択捉島のギドロストロイ社に2.7億ルーブルの支払いを求めて提訴 森林法違反で

サハリン州林業・狩猟庁は昨年12月、択捉島を拠点にしている水産・建設企業ギドロストロイ社に対して、森林法に違反して環境を破壊したとして2億6,800万ルーブルの支払いを求める訴えをサハリン州仲裁裁判所に申し立てた。同庁は、ギドロストロイ社が...
北方四島の話題

国後島・古釜布 放し飼いの馬たちを刺激しないで!!

国後島ユジノクリリスク(古釜布)で放し飼いの状態にある馬たちが子供を襲う危険がある--。SNSのテレグラム・チャンネル「国境にて」は、22日に発生したちょっとした「事件」について報告している。「今日、行政府の近くで、子供たちが馬を怖がらせた...
北方四島の話題

択捉島 ギドロストロイ社で人員削減「仕事が不足している」

択捉島クリリスク(紗那)の高台にある新市街地にある道路。ポッカリ穴があいたままの状態で、地域住民から「いまで危険を放置しておくのか」と不満が出ている。アスファルト舗装はギドロストロイ社の道路セクションによって修復されてきた。同社の責任者のヴ...
北方四島の話題

択捉島 資金不足で紗那—天寧横断道路の建設を停止 工事代金支払われず

サハリン州政府の厳しい財政状況との関連で、択捉島の「クリリスク(紗那)—ブレベスニク(天寧)空港間高速道路」の再建工事が一時停止されることが分かった。発注者のサハリン州政府クリル発展プログラム推進総局が、クラスヌイ・マヤーク紙の取材に対して...
ビザなし渡航

積み重ねた友好、消えない ビザなし交流30年「再び顔合わす日を」

日本人と北方領土在住のロシア人が相互に訪問する「ビザなし交流」が始まってから、22日で30年を迎えた。1992年4月22日、第1陣のロシア人島民19人が根室市の花咲港に降り立った。ビザなし交流は2020、21の両年、新型コロナウイルスの影響...