2022-05

サハリン

樺太時代に建てられた中知床岬灯台(アニワ灯台) ロシアの「灯台ベスト8」に選定

ロシアの大手旅行会社Tutu.ruが選定した「一度は行ってみたいロシアの灯台ベスト8」に、サハリン南部のアニワ灯台(旧中知床岬灯台)が選ばれた。
北方四島の話題

択捉島・天寧近郊の村 旧日本軍の砲弾9発見つかる ロシア軍が爆破処理

択捉島のゴルノエ村(※天寧の近く)のゴミ埋め立て地で、第二次大戦で旧日本軍が使用した砲弾9発と手榴弾1個が見つかった。連絡を受けた警官が現場を封鎖するとともに、近くの軍司令部があるゴリャチエ・クリュチ(瀬石温泉)から処理班が呼ばれた。砲弾は...
北方四島の話題

択捉島とパラムシル島に内務省の局舎建設 総業費8億2,000万ルーブル

ロシア内務省は択捉島と北クリルのセベロクリリスク(パラムシル島)に新しい局舎を建設する。クリル諸島社会経済発展プログラムに基づいて整備されるもので、総事業費は8億ルーブル。このうち択捉島ではクリリスク(紗那)市内ギドロストロフスカヤ通りの1...
北方四島の話題

国後島・古釜布 「リボコンビナート」のプロジェクト 新規雇用49人、地域経済に貢献

国後島ユジノクリリスク(古釜布)の南クリル・リボコンビナートは、サハリン州の投資プロジェクトの指定を受けて、最新のトロール漁船を購入して漁獲量を増やすとともに、原料を加工処理する工場に複合機器を導入するなどして処理能力を拡大し、新たに49人...
エトセトラ

ウクライナで戦死したサハリン出身の兵士18人に

サハリン州政府はウクライナでの特別軍事作戦で、ユジノサハリンスク出身の軍曹2人が戦死したと発表した。特別軍事作戦が開始されて以降、ウクライナで戦死したサハリン出身兵士の人数は18人となった。(サハリン・インフォ2022/5/30)資料写真A...
エトセトラ

ロシア産カニ 米国が6月下旬から輸入禁止 業界「カニ漁全体の一時停止の可能性も」

ロシアに対する経済制裁の一環として米国は6月23日からカニの輸入を禁止する。米国とEUはカニの全輸出量の48%を占めている。米国に輸出されてきたのは冷凍ガニであり、生きたカニを求めるアジアにすべてを振り向けるのは技術的に難しい。加えて、ロシ...
エトセトラ

日ソの激戦地スミルヌイフで遺骨収集 日本兵の遺骨の断片やヘルメットも発見

サハリン州スミルヌイフ地区で、第二次大戦で戦死した兵士の遺骨発掘調査が行われ、ソ連軍兵士の遺骨の断片や水筒が見つかった。さらに、同地区のドリンノイの丘での発掘調査では、日本兵とみられる遺骨の断片とともに、破片が突き刺さった鉄製のヘルメットや...
エトセトラ

兵士の遺体や墓、埋葬地を保護 サハリン州議会で法改正

サハリン州議会は、サハリンとクリル諸島(※北方四島を含む千島列島)で祖国防衛のため亡くなった兵士の遺骨の発掘収集手続きを改正し、道路などの建設工事で遺体や墓地が発見された場合に、地方当局が工事を差し止めることが出来るよう、法律改正を行った。...
北方四島の話題

ロシア漁業庁長官 日本とノルウエーとの漁業分野の協力の重要性を指摘 

ロシア漁業庁長官シェスタコフは、アルハンゲリスクで行われた記者会見において、日本とノルウエーとの漁業協力の発展の重要性を指摘した。タス通信が伝えた。シェスタコフは、一連の制裁措置があるものの、両国との漁業協力、漁獲割当配分の方針に特段の変更...
北方領土ノート

貝殻島コンブ漁、日ロ交渉開始 漁業者の安全確保焦点

例年6月に解禁される北方領土・貝殻島周辺コンブ漁の操業条件を協議する日ロ間の漁業交渉が27日に始まったことが、関係者への取材で分かった。ウクライナ侵攻を続けるロシアに日本が経済制裁を科す中、約230隻に上る日本の漁業者の安全確保が議論の焦点...