2022-05

北方領土ノート

歯舞コンブ漁船「デビュー貝殻島で」進水式 落石の刺し網船も餅まき

根室市内で26日、新造のコンブ漁船とタラなどの刺し網漁船計2隻がそれぞれ進水式を行った。コンブ漁船は、例年6月1日に解禁される北方領土・貝殻島周辺コンブ漁が操業できるか不透明な状況が続く。それでも船の所有者は「デビュー戦は貝殻島コンブ漁にし...
北方四島の話題

択捉島でチェス・マラソン 80人の子供たちが最古の知的ゲームを楽しんだ

サハリン州のチェス連盟と択捉島に拠点を置く水産企業ギドロストロイが、最古の知的ゲームであるチェスの普及を目的とした「チェス・マラソン」を開催。択捉島には同連盟のタチアナ・マリニーナ会長が訪れ、80人の子供たちにチェスの楽しさを伝えた。チェス...
北方四島の話題

択捉島・紗那 ドクターヘリが16歳の少女をサハリンへ緊急搬送

27日、択捉島在住の16歳の少女が慢性疾患が悪化したためドクターヘリでサハリンのこども病院に緊急搬送された。治療に当たっていたクリリスク(紗那)の地区中央病院の医師がこども病院と協議、緊急入院が決定し、ドクターヘリが出動。択捉島の着陸地点で...
ビザなし渡航

国後島に漂着した遺体を発見 浮き球コレクターとしても知られるソコフさん

国後島に流れ着いた観光船KAZU 1の乗客2人の遺体を発見したのは、クリル自然保護区の職員ドミトリー・ソコフさん(54)でした。ビザなし交流にたびたび参加し、訪問団の団長として羅臼町を訪れたこともあるそうです。ソコフさんは漁業で使用する浮き...
北方四島の話題

総延長55km古釜布—泊高速道路 360度パノラマ写真で見る国後島➄

国後島のユジノクリリスク(古釜布)--ゴロブニノ(泊)間の高速道路は総延長55kmある。2015年から再建工事が開始された。2020年10月時点の報道によると「これまでに39kmが舗装化され、2021年は47km--55km区間が供用開始と...
北方四島の話題

国営農場の栄華の跡        360度パノラマ写真でみる国後島④  ドゥボボエ村 

戦前の日本人の集落はほとんどが海岸線に張り付いていた。その意味で、国後島の内陸に位置するドゥボボエ村は旧ソ連がつくった町である。1950年代から1990年代初めにかけて、国後島にはダルニー国営農場があった。その支部がオトラダ村(近布内)とド...
北方四島の話題

泊墓地、ひっそりと 360度パノラマ写真でみる国後島③泊

終戦時、国後島・泊市街地には約100世帯480人が住んでいた。泊川を挟んで両岸に街並が広がっていた。1947年10月15日のソ連最高会議幹部会議長令により、ロシアの航海士であるヴァシーリー・ゴロフニン提督の名前をとってゴロブニノと改名された...
北方領土ノート

語り部研修など事業計画案承認 千島連盟後継連総会

千島連盟根室管内後継者連絡協議会(後継連)は標津町生涯学習センターあすぱるで定期総会を開いた。2021年度の事業報告を行い、22年度の事業計画案が承認された。(北海道新聞根室版2022/5/27)
ビザなし渡航

国後島の2遺体、ビザなし交流の経験もあるレンジャーが発見…カズワン犠牲者を悼む

北海道・知床半島沖で観光船「KAZU I(カズワン)」が沈没した事故で、今月6日と18日、乗船者の可能性がある2人の遺体が北方領土・国後島で見つかった。発見した住民らは、読売新聞の電話などによる取材に応じ、発見の経緯とともに、犠牲者14人を...
北方四島の話題

パラムシル島の滑走路建設、再開へ 色丹島はいまだ未着手

パラムシル島セベロクリリスクの小型旅客機の滑走路建設を請け負う業者がモスクワ近郊の「ノボランド」に決定したが、同社はセベロクリリスクのホテルや学校、病院建設事業への入札にも参加している。滑走路建設は悲しすぎる5年の歴史がある。サハリン州政府...