2022-05

エトセトラ

エクソン撤退 サハリン1の石油生産量3分の1に減少 4月に比べて

外資参加による生産物分与協定(PSA)の条件で実施されているロシアの3つの石油プロジェクトの石油生産量が5月前半で37%減少し、1日あたり2万4,100トンに落ち込んだ。落ち込みが最も大きかったのは米国エクソンが運営するサハリン1プロジェク...
北方四島の話題

ホテル不足の択捉島 知事が「海上ホテル」構想を唐突に提案 関係者からは失笑

観光客が急増する一方でホテルが不足している択捉島。サハリン州のリマレンコ知事は客船をホテル代わりに活用する海上ホテル構想を唐突に提案した。18日の投資協議会で発言したが、知事の後ろにいた出席者からは失笑が漏れた。ライトアップされた白い客船、...
北方四島の話題

「エトロフ・ウイルス」一度訪ねたら虜になり、感染が広がる

ウラジオストクのジャーナリストで写真家のマリーナ・ポジコさんが、色丹島と択捉島で無料診療を行ったボランティア医師団に同行して、6年ぶりに択捉島を訪れた。色丹島と択捉島とはどのように変わったのか聞いた。 クリル諸島へのアクセスと料金は依然とし...
北方四島の話題

観光需要が増大するサハリン–北方四島の増便を要請 客旅行業協会

サハリン州の旅行業協会のイリーナ・リー会長は州主催の会議で、観光客が増加しているクリル諸島(この場合、北方四島)への空路・航路の増便を図るようリマレンコ知事に要請した。昨年、海上輸送では新造フェリー2隻が就航したが、「今年の観光シーズンのピ...
ビザなし渡航

色丹島のボ人ティアが日本人墓地を清掃 死者を悼むラドニツァの日に水仙の花

色丹島のボランティアが5月初旬に日本人の墓地を掃除した。択捉島、国後島やその他の島々には、そんな墓地が何十か所もある。ボランティアはSUVを駆り、徒歩で墓地まで行かなければならない。色丹島では、マロクリリスコエ(斜古丹)村の市街地、マロクリ...
エトセトラ

根室・花咲港内にクジラの死骸 体長6.9メートル

根室市内の花咲港にクジラの死骸が漂着しているのが見つかった。市によると、体長6・9メートル、重さ3・7トンの若いマッコウクジラとみられ、16日に埋却した。(北海道新聞電子版2022/5/17) 15日朝、「港内にクジラの死骸らしいものがある...
北方領土ノート

武器貸与法

<今日の話題>(北海道新聞夕刊2022/5/17) ロシアの侵攻を受けるウクライナに、武器類の迅速な貸与を可能にする武器貸与(レンドリース)法が先週米国で成立した。 第2次世界大戦時にも同様の法律があった。 米国はそれに基づき、ナチス・ドイ...
北方四島の話題

択捉島 SNSに過激派ビデオを投稿した住民に罰金刑

択捉島の住民がSNSのテレグラムチャンネルに、禁じられた過激派ビデオを投稿したとして罰金を科せられた。住民は今年3月、テレグラムチャンネルのニュースグルーブに、過激派の資料リストに含まれているビデオを投稿した。クリル地区検察当局がサハリンの...
北方四島の話題

色丹島・穴澗 クリリスキー・ルイバクがスケトウダラ漁用に漁船購入

色丹島クラボザボツコエ(穴澗)にあるギドロストロイ傘下の水産加工場クリリスキー・ルイバクがスケトウダラ漁のために新たにトロール漁船を購入した。2002年建造の中古船で全長64m、全幅13m、喫水7.2m。最高速度は14.2ノット。1,759...
ビザなし渡航

【ビザなし交流30年】ロシア側第1陣が根室に到着 1992年4月22日

ビザなし渡航スタート ロシア住民19人、根室に到着 500人出迎え 北方領土からのビザ(査証)なし渡航の第一陣となる、道招待の訪問団(団長、ミハイル・テレンコ南クリール議会議長)の19人は22日午後1時10分、ロシアの貨客船「マリーナ・ツベ...