2022-06

ビザなし渡航

国後島・爺爺岳 無届の登山グループの1人が負傷 救助隊が出動

12日朝、国後島のロシア緊急事態省の救助隊に、チャチャ火山(爺爺岳)麓のチャティーナ川(音根別川)で負傷した男性から救助要請が入った。午前11:55分に救助隊3人がユジノクリリスク(古釜布)を出発。16:30に現場に到着した救助隊は負傷した...
北方四島の話題

ロシア産ウニ混ぜ返礼品偽装の業者が自主廃業へ 

「利尻産」をうたった宗谷管内利尻町のふるさと納税返礼品の冷凍ウニにロシア産などが混ざっていた問題で、返礼品業務を請け負っていた水産加工業、カネマス上田商店(釧路管内厚岸町)が「産地を偽った責任を取る」として、近く自主廃業する方針を決めたこと...
北方四島の話題

色丹島・アナマ墓地「日本は非友好国と認識されているが、それが人々の墓に対する態度に影響を与えるべきでない」

色丹島クラボザボツコエ(穴澗)にある、この標柱は約10年前に集落の元住民(日本人)によって設置された。今日、日本は非友好国として認識されている。私たちは、そのことが人々の墓に対する態度に影響を与えるべきではないと考えている。マロクリリスコエ...
北方四島の話題

択捉島・紗那 「芸術の広場」がオープン

択捉島クリリスク(紗那)の子供芸術学校の前庭に、「芸術の広場」がオープンした。入口にはアーチが設けられ、木製の円形ステージやデッキが整備された。広場には味気ない街灯の代わりに、トランペットやドラムを演奏するミュージシャンをイメージした5基の...
北方四島の話題

国後島・ニキシロ サケの稚魚放流開始 サハリン全体で10億匹以上を予定

サハリン州の養魚場は、太平洋サケの稚魚の放流を開始した。今年は10億以上の稚魚が放流される。州内に70ある孵化・養殖企業は昨年秋に13億粒を採卵している。クリル諸島南部(北方四島)でも稚魚の放流が活発に行われている。国後島ラグンノエ(ニキシ...
北方四島の話題

択捉島 観光客の急増で住民は航空券を買えない 航空会社は追加便運航

観光客が増え続けている択捉島では、地元住民が航空チケットを購入できない状況が常態化している。択捉島の女性は夏休みの間、子供を沿海地方の祖母の家に預けた。8月中旬に島に戻したいと考えていたが、時すでに遅く、帰りの航空券は売り切れていた。以前な...
北方四島の話題

ロシアの学校 国旗掲揚と国家斉唱を義務付け 9月1日から 予算10億ルーブル割り当て

ロシアの学校では9月1日から統一された基準に従って国旗を掲げ、国歌を歌うことが義務付けられる。ロシア教育省のセルゲイ・クラフツォフ大臣は「本日、私はすべての学校で我が国の旗を掲げる式典の基準に署名した。この基準は、ロシア連邦大統領の下で紋章...
北方四島の話題

択捉島 観光客が草原を駆けるヒグマに遭遇

択捉島を訪れている観光客が10日、観光名所の「白い崖」に向かう途中で、大きなヒグマと遭遇した。観光客は、森に向かって草地を飛ぶように疾駆するヒグマを車内から撮影。迫力ある映像はテレグラム・チャンネル「Kuritour」で公開された。(ast...
北方領土ノート

根室「北方塾」今年も開講 四島への思い、ウクライナと重ね 中標津中の61人実感

根室管内の小中学生が北方領土問題について学ぶ本年度の「北方少年少女塾」が10日、始まった。中標津中3年の生徒61人が根室市内の啓発施設を見学し、元島民の講話を聞いた。ロシアによるウクライナへの侵攻が続く中、若い世代に領土問題を伝える重要性が...
北方四島の話題

北方四島周辺水域「ロシア漁業者が参入」ロシア副首相、日本の安全操業停止で見解

ロシア外務省が北方四島周辺水域での日本漁船の安全操業に関する政府間協定の停止を表明したことを受け、トルトネフ副首相は9日、日本漁船が操業しなくなれば「ロシアの漁業会社がその水域に参入する」と主張した。四島を事実上管轄するサハリン州からも協定...