2022-06

エトセトラ

樺太での国際交流、育英館大が映像作品に 日本人と旧ソ連人、同居通じ心通わせる

【稚内】育英館大(旧稚内北星学園大)は樺太(ロシア・サハリン)の終戦後の歴史をたどる映像作品「わが家にソ連人がやってきた」を制作した。日本人と旧ソ連人が一つの家に住む奇妙な共同生活「混住」を通じ、民族を超えて心を開いた史実を紹介する作品。学...
エトセトラ

暴力や飢餓、過酷な引き揚げ体験 終戦直後、海外に660万人 抑留され帰国できぬ人も

太平洋戦争で日本が降伏した1945年(昭和20年)8月の時点で、海外にいた日本人は約660万人とされる。当時、国内の人口は約7200万人で、国民の約1割に当たる人数だった。その多くが暴力や飢餓にさらされ、過酷な引き揚げを経験した。(北海道新...
エトセトラ

「ソ連兵から身を隠した」ウクライナ侵攻でよみがえる樺太の体験          <引き揚げの記憶 戦争を語り継ぐ>1 

ロシアがウクライナに侵攻してから、まもなく4カ月になる。太平洋戦争後、樺太(サハリン)や旧満州(現中国東北地方)などからの引き揚げ者の中には、戦火を逃れるウクライナの人たちに、77年前の自分たちの姿を重ねる人もいる。「戦争」によって日常の生...
北方四島の話題

北クリルで太平洋サケの総合的な研究調査 ヴニロの調査船がウラジオストクを出港

全ロシア海洋漁業研究所ヴニロの海洋調査船「ウラジオストク」がクリル諸島(千島列島)の太平洋サケに関する包括的な研究調査のため17日、ウラジオストク港を出港した。科学者らは、産卵のためクリル海峡(占守海峡)を通過するカラフトマスについて、移動...
北方四島の話題

国後島のクジラの死骸 体長18mのマッコウクジラだった 死因は老衰か

先日、国後島のゴリャチエ・クリュチ(瀬石)に近い海岸に打ち上げられたクジラの遺体は、マッコウクジラと分かった。クリル自然保護区とモスクワ国立大学の研究者が一緒に現場で測定などを行い、サンプルを採取した。死骸をどうするかについて、クリル自然保...
ビザなし渡航

北方領土の元島民「もう島には渡れないかもしれない」 絶たれた30年の交流

日本テレビ系ドキュメンタリー番組『NNNドキュメント’22』(毎週日曜24:55~)では、ロシア住民との交流が絶たれた北方領土の元島民を追った『絆の果てに 北方領土…絶たれた30年の交流』(札幌テレビ制作)を19日に放送。ナレーションは、林...
ビザなし渡航

国後島、歯舞群島 洋上慰霊 7月23日から10回実施

ロシア外務省のザハロワ報道官が「ばかげている」と批判していた、北方領土洋上慰霊の案内(参加希望調査)が主催する千島歯舞諸島居住者連盟から届いた。「令和4年度の北方四島交流事業については、ロシアによるウクライナ侵略が発生する中、またロシア政府...
北方四島の話題

根室海峡  新種のクロツチクジラ16頭を確認  クリル自然保護区とモスクワ大学合同調査

国後島のクリル自然保護区とモスクワ国立大学生物学部の研究チームが5月19日から6月14日まで、根室海峡で鯨類の調査活動を行った。遠征隊のリーダーは、脊椎動物学科の動物行動研究所のあるオルガ・フィラトワ主任研究員によると、5月末には、新種のク...
北方四島の話題

国後島・泊 リコルド川(塔ノ川)でサケの稚魚放流

国後島ではサケの稚魚の放流が活発に行われている。島の最南端にあるゴロブニノ(泊)村では、起業家のマキシム・ムラーヴィョフさんがリコルド川(塘ノ川)でサケの孵化と養殖に成功し、1週間前に、サケの稚魚を放流した。また、ラグンノエ湖(ニキショロ湖...
エトセトラ

息を呑む景色 北クリル・パラムシル島で夏のスノーボード

北クリルのパラムシル島。ここでは夏に何が出来るか?もとろん、スノーボード!!。旅行ガイドは標高984mのレバショフ火山にたどり着き「夏のスノーボードはスリル満点」とSNSにビデオを投稿した。ビデオでは、スノーボードを背負った男性が山の頂に立...